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病理診断科 | 加古川中央市民病院

病理診断科

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参加プログラム

研修の目的・特色

 当院は神戸大学の病理専門医研修プログラムに参加するとともに、現部長の前任地でもある神戸市立医療センター中央市民病院基幹の専門研修プログラムにも参加しています。

 東播磨地域の医療全体のなかで、当院の病理診断科の担うべき役割を考えながら、研修していただきます。 

 当院病理では、肉眼所見から組織所見への連続的、立体的な理解と、臨床情報との関連付けを重視しています。 病理解剖と典型的な手術症例、生検症例がほぼ一人で診断できることを当初の目標に、担当臓器のrotationを繰り返しながら、研修を進めています。刃物の扱い、剥離操作のコツなども軽んじずに伝授しますので、病理医としての経歴の早いうちに基本的なことを身につけておきたいという方にお勧め出来る研修内容です。地方会などでのプレゼンテーションの機会が多いのも、臨床医と直接話をして彼らの考え方を知る機会が多いのも市中病院ならではです。

稼働実績・診療実績

各科別 症例数

 2017年度2018年度2019年度2020年度
総合内科1021056976
消化器内科2,8683,0572,9282,766
循環器内科68705753
呼吸器内科395423428398
糖尿病内科34202116
血液内科187175153168
リウマチ科110818791
腎臓内科6265100112
神経内科21172213
小児科10794
消化器外科1,1451,1861,2911,325
呼吸器外科90121151148
乳腺外科68811951609
心臓血管外科104969785
小児外科77747356
整形外科29252925
形成外科734655762642
眼科13101612
耳鼻科434449484427
皮膚科313218176209
産婦人科677578478543
泌尿器科472471511510
脳神経外科242745
放射線科283193
口腔外科721882906593
救急科8122
人間ドック156151137101
合計8,9289,7859,9769,052

専攻医 実績件数

専攻医3年次

 2022年度
術中迅速診断268例
手術症例690例
病理解剖10例
CPC10例
全国学会(総会)1題
地方会(支部会)1題
英文論文1題

業績

学会・研究会・講演会

投稿論文

専攻医からのメッセージ

病理診断科 専攻医 N.S(2021.5)

2020年6月から2020年11月まで加古川中央市民病院 病理診断科で研修させていただきました。加古川は地域の中核病院であることから、手術件数も多く、消化器・肝胆膵・乳腺・呼吸器など幅の広い臓器の経験を積むことができました。また臨床の先生方の中で病理に興味を持っていただいている人が多く、学会や論文作成時以外でも、症例についての相談を気軽にしていただきました。特に毎週火曜日に行う乳腺外科とのカンファレンスでは、手術症例に対して、超音波技師さんや乳腺外科の先生方と術前の画像と病理所見を対比することができ、とてもいい経験を積むことができました。剖検に関しても積極的な先生方が多く、呼吸器内科や膠原病内科を主体に、循環器内科や消化器内科、乳腺外科など多様な科の症例を経験させていただきました。病理の検査技師さんは若い人が多く、上の人から新人さんまでとても親切に接してくださり、働きやすい環境でした。半年間という短い期間でしたが、このように充実した研修を送ることができました。神戸大学と市民病院機構プログラムと連携しており、他施設で研修することで、病理医として必要な経験を積むことができると考えます。  最後になりましたが、指導医の今井先生を初めとして、お世話になった先生方・コメディカルの方々にお礼申し上げます。

学会認定

スタッフ紹介

病理診断科 主任科部長
今井 幸弘 いまい ゆきひろ 

専門分野

病理診断全般

学会専門医・認定医

日本病理学会病理専門医・指導医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
厚生労働省死体解剖資格
日本外科病理学会理事
日本病理学会評議員
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士
病理診断科 医長
市川 千宙 いちかわ ちひろ 

専門分野

病理診断全般

学会専門医・認定医

日本病理学会病理専門医・指導医
日本病理学会分子病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
厚生労働省死体解剖資格医
厚生労働省認定臨床研修指導医

問い合わせ

研修についての質問や相談は下記迄お気軽にご連絡ください。

今井 幸弘 y-imaiアットマークkakohp.jp