ダビンチ

医師の手の動きを、より細かく綿密な動きに変換します

ダビンチの特徴

6つの小さな穴を通して内視鏡・メス・鉗子が患者さんの体内に入り、医師の操作に従って各器具が精密かつ自由に動き、手術が行われます。

鮮明な3D画像

3Dカメラで体内を立体的に映し出します。最大約10倍のズーム機能により、患部を拡大視野でとらえることが可能です。

手振れがなく正確

主治医の操作による、手先の震えが鉗子に伝わらないように手ぶれを補正します。細かな操作をより、正確に操作をすることができます。

各機器の紹介

サージョンコンソール

操作席に座り、3D画像を見ながら手元のコントローラーを操作します。主治医が実際に手術をする操作席です。この操作席には、「マスターコントローラ」 鉗子(インストゥルメントメント)や内視鏡カメラを自在に操作する「ステレオビューワ」内視鏡カメラで捉えた患者さんの腹腔内を立体画像として映しだす「フットスイッチ」鉗子や内視鏡カメラの切り替えをする主に3つ機能がついています。

ペイシェントカート

4本のロボットアームにその動きが伝わります。

ビジョンカート

手術中の画像が映し出され、手術スタッフも同じ画像が共有されます。

ダビンチのメリット

開腹手術に比べ極めてキズが小さい

従来の開腹手術に比べて、患者さんに鉗子を挿入するために切開する傷口は、約8~12mmの幅で、最大でも6カ所です。

格段に出血量が少ない

開放手術と比らべ、極めて少ない出血量で手術が可能です。8月3日の本格稼働から手術中に輸血が行われた例はほとんどありません。

術後の痛みが少ない

傷口が極めて少ないため、切開した傷口の痛みはほとんどありません。

早期回復が実現

傷口が極めて少ないため、術後の回復が早いです。早期の社会復帰を実現します。

スタッフ紹介

泌尿器科 主任科部長
(兼)がん集学的治療センター 副センター長
大場 健史おおば たけし

専門分野

泌尿器科全般

学会専門医・認定医

日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会技術認定医
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器ロボット支援手術プロクター
日本内視鏡外科学会技術認定医
医学博士
泌尿器科 科部長
酒井 豊さかい ゆたか

専門分野

泌尿器科腫瘍

学会専門医・認定医

日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
医学博士
泌尿器科 特任部長
岡 泰彦おか やすひこ

専門分野

泌尿器科腫瘍
男性性機能

学会専門医・認定医

日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
医学博士

医療関係者向けメッセージ

このたび加古川中央市民病院開院にあたり手術支援システムであるダビンチXiが導入されました。これまでのダビンチS、ダビンチSiと比べてロボットアームがかなりスリムになり、鉗子同士の干渉が少なくなることが期待され、より正確な手術操作が行えると考えます。前立腺癌患者さんの数は年々増加傾向にあり、その治療法は手術、放射線、薬物療法などがあります。手術適応は基本的に75歳以下、転移のない早期の前立腺癌患者さんが対象となります。地域の先生方におかれましてはぜひ積極的なPSA検査を行っていただき、異常値の患者さんをご紹介いただけましたらMRI、生検での精査を進めて参りますのでよろしくお願い申し上げます。

また西市民病院時代より行ってまいりましたレーザー治療(経尿道的尿路結石砕石術、経尿道的前立腺レーザー核出術など)も積極的に行っております。自然排石の見込みのない腎尿管結石、薬物療法をおこなっても残尿の多い前立腺肥大症などの患者さんはぜひご紹介いただければと存じます。

泌尿器科 科部長 酒井 豊

参考リンク集