救急科は、平日の昼間帯、第1・2日曜の終日、2ヶ月に2回土曜の夜間に救急車、ドクターカー、ドクターヘリで搬入された、また直接来院された内因性・外因性疾患の救急患者、心肺機能停止患者の初療に当っています(表1・2)。迅速な診察と諸検査から重症度・緊急度を判定し、疾患・病態を診断して処置・治療に繋げています。要入院時には各専門科か救急科に入院、あるいは転院させています(表3・4)。2022年のドクターカー、ドクターヘリも含む病院全体の救急車受入件数は8254例で、その内救急科が初療に当ったのは2777例、33.6%でした。また直接来院も含めたすべての救急科初療は3064例(1年前2952例)で(表1)、167例がCOVID-19確診例でした(表2)。重症感染症も多く、血液培養検査は623例に施行され、約21%が陽性(菌血症)でした(表2)。緊急・重症病態の患者さんを診られた時には救急科へご連絡下さい。状況が許せば、ドクターカーで貴院まで出動します。