リハビリテーション室では、「安全で質の高い早期からのリハビリテーションを通じて、その人らしい生活が送れるよう支援いたします」を理念として掲げ、医師の指示の下、急性期総合病院において必要なリハビリテーションサービスを適切に提供できるよう努めています。
診療センター(「心臓血管センター」、「消化器センター」、「がん集学的治療センター」、「周産母子センター」、「こどもセンター」「呼吸器センター」)をはじめ、多くの診療科からのリハビリテーション処方に迅速・適切に対応しています。
各病棟に主担当となるスタッフを配置することで、医師・看護師・MSW等の多職種とのスムーズな連携、情報共有を図っています。
専門理学療法士、認定理学療法士、認定作業療法士、心臓リハビリテーション指導士、呼吸療法認定士、糖尿病療養指導士、がん患者リハビリテーション研修修了者を中心に、心臓リハビリテーションチーム、褥瘡委員会、NST委員会、糖尿病療養指導チーム、緩和ケアチーム、腫瘍血液内科カンファレンスなどのチーム活動にも参画しており、積極的な情報収集ならびに情報発信を心がけています。
心筋梗塞後や開心術後患者に対しての急性期リハビリテーションには特に力を入れており、集中治療室管理下から介入し、医師の指示の元で積極的な運動療法を実施しています。退院前には心肺運動負荷試験(CPX)が実施され、退院後の運動処方がなされています。
また心臓リハビリテーションチームの一員として、外来通院による回復期心臓リハビリテーションにも積極的に関与し、専門性を発揮して再発予防教育と更なる体力増進にも貢献しています。
新人教育においては計画的なプログラムのもと、各部門のローテーションを行い、主担当として自立して業務を遂行できることを目指して取り組んでいます。また各種認定資格取得に向けた支援や学会発表、研修参加(eラーニングを含む)を通じて専門職としてのスキルアップを図っています。
地域の医療スタッフの方々や院内職員を対象とした各種リハビリテーション研修会を主催し、知識・技術の向上に貢献できるよう努めています。
リハビリテーション室の様子
少し気分を変えてがんばりましょう!
心臓リハビリテーション!
みんなでがんばっています!!