診療実績 / 腫瘍・血液内科

症例件数

新規紹介患者数	2019年	2020年	2021年	2022年	2023年
骨髄増殖性腫瘍（慢性骨髄性白血病を含む）	42件	38件	29件	30件	30件
急性白血病	20件	21件	22件	17件	16件
悪性リンパ腫	83件	80件	83件	106件	110件
形質細胞性腫瘍	25件	28件	57件	35件	26件
骨髄異形成症候群	45件	42件	36件	45件	49件
再生不良性貧血	8件	6件	4件	6件	10件
巨赤芽球性貧血	12件	12件	15件	12件	15件
免疫性血小板減少症	13件	11件	23件	24件	15件
凝固異常症（後天性血友病、von Willebrand病など）	11件	12件	14件	19件	29件
固形腫瘍（2016年4月より）	63件	53件	99件	137件	110件

新規紹介患者数	2019年	2020年	2021年	2022年	2023年
外来がん薬物療法のべ件数 （当院総件数）	1,167件 (9,596件）	1,206件 (10,005件）	1528件 (11,706件)	2196件 (13,194件)	2232件 （13898件）
造血幹細胞移植（同種含む）	7件	7件	7件	6件	8件

※統計上、明石を除く東播地区における新規発症の血液悪性腫瘍患者さんの80%以上が、当科を受診されている計算となります。(加古川西市民病院での診療実績を含みます。)

疾患別生存率　（2013年4月〜2021年3月）

　2013年4月以降、当科に紹介された初診患者さんの全生存率です。
　統計解析は、全ての初診患者さんで行われており、種々の治療が行われた患者さんだけでなく、治療が行われなかったあるいは途中で治療を断念した患者さんも含まれています。また死亡原因としては、原疾患以外による死因も含みます。

急性白血病

	年齢	3年生存率	5年生存率
全年齢	61歳（17-94歳）	52.6％	49.5％
70歳以下	47歳（17-70歳）	66.0％	61.8％

骨髄異形成症候群

	年齢	3年生存率	5年生存率
全年齢	76歳（34-94歳）	51.8％	41.5％
70歳以下	64歳（34-70歳）	50.3％	37.7％

悪性リンパ腫・多発性骨髄腫

	年齢	3年生存率	5年生存率
悪性リンパ腫	70歳（10–93歳）	76.9％	72.5％
多発性骨髄腫	74歳（45-91歳）	62.5％	55.9％

リンパ腫組織型別生存率

	年齢	3年生存率	5年生存率
濾胞性リンパ腫	69歳（16–89歳）	95.7％	91.5％
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫	72歳（24-92歳）	68.3％	62.3％
末梢性T細胞リンパ腫	71歳（40-86歳）	54.7％	54.7％

骨髄増殖性腫瘍

	年齢	3年生存率	5年生存率
骨髄増殖性腫瘍	71歳（14-90歳）	92.5％	89.0％

病型別生存率

	年齢	3年生存率	5年生存率
真性多血症 本態性血小板血症	71歳（14-90歳）	94.4％	90.2％
慢性骨髄性白血病	70歳（14-90歳）	90.8％	90.8％

2019年度血液製剤供給量

　兵庫県下における2019年度の血液製剤供給量をグラフに示します。
　いずれも、大部分が血液内科・心臓血管外科を有する300床以上の病院です。兵庫県下では当院は600床を有する6番目の病院ですが、赤血球製剤は全体の10番目、血小板製剤は14番目の使用量であり、血液製剤の使用量は極めて少なく抑えられています。 廃棄率が少なく、血液製剤の適正使用を心掛けている結果と言えます。