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取り組み|腫瘍・血液内科|加古川中央市民病院

取り組み / 腫瘍・血液内科

1. 当科で実施中の臨床研究

当科では、以下の臨床研究を行っています。

①特定臨床研究

A. 単施設研究(当院のみ)

  • 難治性造血器悪性腫瘍患者に対する骨髄破壊的前処置による移植後シクロフォスファミドを用いた血縁者間HLA半合致移植の有効性と安全性の検討

  • 難治性造血器悪性腫瘍患者に対する非骨髄破壊的前処置による移植後シクロフォスファミドを用いた血縁者間HLA半合致移植の有効性と安全性の検討

B. 多施設共同研究

  • 初発BCR-ABL1陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)を対象としたダサチニブ、ポナチニブ併用化学療法および造血幹細胞移植の臨床第Ⅱ相試験(JALSG-PhALL219)

  • 再発急性前骨髄球性白血病(APL)に対するTamibarotene(Am80)と亜ヒ酸(ATO)の併用、寛解後療法としてgemtuzumab ozogamicin(GO)を用いた治療レジメンの有効性および安全性検証試験-第Ⅱ相臨床試験-(JALSG-APL219R)

②その他の研究

 当院HP「臨床研究について」、「登録事業について」をご覧ください。

2. 腫瘍・血液内科勉強会

当科では、院内スタッフのみならず地域医療を担う院外スタッフ(医師・看護師・薬剤師)の方々に対して、月に1~2回の頻度で関連領域に関する勉強会を開催しています。2015年度は、計12回開催し、各回40名前後のスタッフに参加して頂きました。腫瘍・血液内科勉強会のページでは、勉強会で配布された資料を、無料でダウンロードして頂けます。

3. 血液がん患者会「繋ぎの会」

当科では、平成27年4月より、血液がんの治療を受けられる患者さん・ご家族を対象に、互いに支え合える交流の場として、患者会「繋ぎの会」を、月に1回程度開催しております。各回40~50名の皆さんが参加されています。

患者会では、「患者サロン」としての役割だけでなく、スピンオフ企画として医療費の問題や治療中・治療後の健康管理、社会復帰に役立つ情報提供なども行われています。また、地域の中でスムーズな連携が図れるように、当院医療スタッフに加えて訪問看護ステーションの看護師や薬剤師の方々もボランティアとして参加されており、地域完結型の医療にも繋がるものと期待されます。

4. 神戸大学医学部系統講義

当科のスタッフは、神戸大学医学部学生に対する「血液」系統講義の必須履修項目として、「止血・凝固・線溶」に関する講義を行っています。その際に使用された資料を、無料で公開致します。

5. ロゴマーク入りTシャツ・トートバック

当科では、ロゴマーク入りのTシャツ・トートバッグを製作しております。ご希望の方は、腫瘍・血液内科スタッフまでお申し付けください(実費のみ頂きます)。

また、腫瘍・血液内科外来診察室前には、ロゴマーク入りシールを、無料で配布しております。当科を受診される患者さん・ご家族の方は、ご自由にお取りください。