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外科/消化器外科


診療科の特徴

 東播磨地域の基幹病院として地域医療に貢献すべく、消化器疾患を中心として外科領域全般を対象に治療を行います。また当圏域における緊急症例に関しては原則として必ず対応させていただきます。特に昨年は、新型コロナ感染症が猛威をふるい救急疾患を受け入れる医療機関が限られたため、当医療圏域だけではなく他の医療圏域からも救急症例にも積極的に対応しました。今年度もまだコロナ禍の状況が持続することが予想されるため、救急を中心として地域医療に貢献したいと考えております。外科スタッフは総勢15名ですが、今年度は卒後3年目の外科専攻医3名が新たにメンバーとして加わり、フットワークを一層軽くしてチームワークよく診療にあたりたいと考えております。
 昨年1年間の手術症例数は、コロナの影響で前年度より若干減りましたが、良性、悪性疾患を問わず消化器疾患を中心に広く診療を行いました。緊急手術症例は350例近くで全手術症例に対する割合は28%に達しました。鏡視下手術症例の割合は全体の44%を占め、悪性腫瘍に対する手術症例も500例を超えました。難治癌の代表である肝胆膵の悪性腫瘍症例数は変わりませんでしたが、昨年はそれ以前に比較して食道癌の手術症例が増加しました。食道癌については手術だけではなく放射線治療、抗癌剤治療を加えた集学的治療を行うことで治療成績の向上を図っています。手術支援ロボットであるダビンチを用いた直腸癌手術は順調に症例を重ねており、今年度は胃癌にも適応を拡大したいと考えております。また拡大手術として形成外科や心臓外科と合同で腹壁再建や血管再建も積極的に行っております。
 予定手術の場合は、診断がついて3週間を目安に手術ができるように努め、患者さんにあまりお待たせしないように心掛けております。本年も当科のモットーである「ことわらない」「あきらめない」「待たせない」を実践し、フットワークを軽くしてアクセスのよい外科を目指していきたいと考えています。


診療可能疾患

食道から肛門に至る消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸、肛門、ヘルニア)および実質臓器である肝・胆・膵・脾の手術、さらに乳腺を対象に診療を行っております。各臓器の悪性疾患のほか、急性胆嚢炎、急性虫垂炎、消化管穿孔などの救急疾患にも対応しております。

消化器疾患全般(食道、胃、大腸、肝臓、胆道、膵臓)

各臓器の悪性疾患
急性胆嚢炎、急性虫垂炎、消化管穿孔などの救急疾患

診療実績

  2020年
食道癌  開胸

2

鏡視下 16
下部食道胃切除 1

胃癌

全摘 開腹 31
全摘 鏡視下 4
幽門側胃切除 開腹 35
       鏡視下 18
噴門側胃切除 2
結腸癌 開腹 60
鏡視下 94

 

 

 

直腸癌



前方切除 開腹 13
     鏡視下 29
ダビンチ 11
マイルズ 開腹 4
マイルズ 鏡視下 6

肝癌

 

葉切除 6
区域切除 4
亜区域切除 3
部分切除  18
鏡視下 8
膵頭十二指腸切除 22
膵体尾部切除 開腹 11
鏡視下 2
胆摘 開腹 30
鏡視下 163
鼡径ヘルニア 鼠径法 86
鏡視下 96
虫垂炎 開腹 51
鏡視下 30

全手術症例

 1,237

スタッフ紹介

金田 邦彦(かねだ くにひこ)

役職理事
(兼)副院長
(兼)がん集学的治療センター センター長
(兼)がん相談支援室 室長
(兼)外科 主任科部長
(兼)消化器外科 主任科部長
(兼)遺伝子診療部 部長
(兼)緩和ケアセンター センター長
専門分野消化器外科
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
厚生労働省認定臨床研修指導医
神戸大学医学部臨床教授
医学博士

田中 智浩(たなか ともひろ)

役職外科 科部長
(兼)がん集学的治療センター手術療法室長
(兼)消化器外科 科部長
専門分野消化器外科
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構
検診マンモグラフィ読影認定医
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士

上月 章史(こうづき あきひと)

役職外科 科副部長
(兼)消化器外科 科副部長
(兼)手術部 副部長
専門分野消化器外科
肝胆膵外科
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
日本膵臓学会認定指導医
日本胆道学会認定指導医
日本肝臓学会肝臓専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
日本腹部救急医学会腹部救急認定医
日本肝胆膵外科学会評議員
厚生労働省認定臨床研修指導医

阿部 紘一郎(あべ こういちろう)

役職外科 科副部長
(兼)消化器外科 科副部長
専門分野消化器外科
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本救急医学会救急科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
厚生労働省認定臨床研修指導医

西村 透(にしむら とおる)

役職外科 科副部長
(兼)消化器外科 科副部長
専門分野外科一般
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医・専門研修指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター
厚生労働省認定臨床研修指導医

森川 達也(もりかわ たつや)

役職外科 医長
専門分野外科一般
消化器疾患
大腸がん
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本静脈経腸栄養学会TNTコース修了
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士

石田 諒(いしだ りょう)

役職外科 医長
専門分野
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医
医学博士

秋田 真之(あきた まさゆき)

役職外科 医長
専門分野消化器外科
肝胆膵外科
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医
医学博士

前田 詠理(まえだ えり)

役職外科 医長
専門分野
学会専門医・認定医日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
内痔核治療法研究会ALTA実施医

神尾 翼(かみお つばさ)

役職外科 専攻医
専門分野
学会専門医・認定医

藤本 優果(ふじもと ゆか)

役職外科 専攻医
専門分野
学会専門医・認定医

滝本 大輔(たきもと だいすけ)

役職外科 専攻医
専門分野
学会専門医・認定医

金子 達也(かねこ たつや)

役職外科 専攻医
専門分野
学会専門医・認定医

安田 圭祐(やすだ けいすけ)

役職外科 専攻医
専門分野
学会専門医・認定医

国安 真里奈(くにやす まりな)

役職外科 専攻医
専門分野
学会専門医・認定医

外来担当医表

外来診療日程につきましては、下記をご参照ください。



地域医療機関の先生方へ

 東播磨地域の基幹病院として地域医療に貢献すべく、消化器疾患を中心として外科領域全般を対象に治療を行います。また当圏域における緊急症例に関しては原則として必ず対応させていただきます。

 

 特に昨年は、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい救急疾患を受け入れる医療機関が限られたため、当医療圏域だけではなく他の医療圏域からも救急症例にも積極的に対応しました。今年度もまだコロナ禍の状況が持続することが予想されるため、救急を中心として地域医療に貢献したいと考えております。外科スタッフは総勢15名ですが、今年度は卒後3年目の外科専攻医3名が新たにメンバーとして加わり、フットワークを一層軽くしてチームワークよく診療にあたりたいと考えております。
 昨年1年間の手術症例数は、コロナの影響で前年度より若干減りましたが、良性、悪性疾患を問わず消化器疾患を中心に広く診療を行いました。緊急手術症例は350例近くで全手術症例に対する割合は28%に達しました。鏡視下手術症例の割合は全体の44%を占め、悪性腫瘍に対する手術症例も500例を超えました。難治癌の代表である肝胆膵の悪性腫瘍症例数は変わりませんでしたが、昨年はそれ以前に比較して食道癌の手術症例が増加しました。
 食道癌については手術だけではなく放射線治療、抗癌剤治療を加えた集学的治療を行うことで治療成績の向上を図っています。手術支援ロボットであるダビンチを用いた直腸癌手術は順調に症例を重ねており、今年度は胃癌にも適応を拡大したいと考えております。また拡大手術として形成外科や心臓外科と合同で腹壁再建や血管再建も積極的に行っております。

 

 予定手術の場合は、診断がついて3週間を目安に手術ができるように努め、患者さんにあまりお待たせしないように心掛けております。本年も当科のモットーである「ことわらない」「あきらめない」「待たせない」を実践し、フットワークを軽くしてアクセスのよい外科を目指していきたいと考えています。


その他

治療実績

各症例の治療方針については週1回外科、消化器内科、放射線診断・IVR科および手術室看護師も参加する合同カンファレンスで治療方針および手術術式を決定しています。また術後カンファレンスでは手術術式、術後経過、病理結果をふりかえることで治療のフィードバックを行っております。週1回の英文抄読会でup to date な知識の習得に努めるとともに、月1回病理医を交えたCPCを開催しております。

食道癌
他の消化器疾患と同様に消化器内科、放射線診断・IVR科との検討会で治療方針を決定しております。
リンパ節転移のない粘膜癌に対してはESDを行い、stage II, IIIの症例に対しては術前化学療法(NAC)の後、症例によっては胸腔鏡を併用した根治術を行っております。
胃癌
幽門側胃切除で対応できるM/L領域の早期癌に対して腹腔鏡下幽門側胃切除術,D1+β廓清を行い、通常の開腹手術と比較して遜色のない短期・長期成績を得ています。また、胃上部の早期癌に対しては縮小手術として噴門側胃切除、空腸間置による再建を積極的に行っています。
一方、予後不良と考えられる高度進行胃癌を対象として術前化学療法(NAC)を施行した後、大動脈周囲リンパ節郭清を含む拡大廓清手術を行っております。術後は、経口抗がん剤による補助化学療法をstage II, IIIを対象に施行し、再発症例に対しても積極的に全身化学療法を導入しております。
大腸癌
大腸癌にはD3廓清をともなう腹腔鏡下手術を標準治療としております。一方で、局所進行直腸癌に対しては他臓器合併切除を含めた拡大手術を行い、術後化学療法や放射線療法を併用して予後の向上を図っています。下部直腸癌症例に対しては側方リンパ節廓清を定型的に行っております。さらに肛門機能を温存するために内肛門括約筋切除(ISR)を症例を選んで行うようにしております。
術後はエビデンスに基づいた補助化学療法に加え、進行・再発大腸癌に対しては最新の分子標的薬を併用した全身化学療法を標準治療として施行しています。また切除可能な肺・肝転移に対しては呼吸器外科と協力して積極的に手術を施行し、良好な治療成績を得ています。
肝癌
術前診断から治療まで放射線診断・IVR科と合同で治療戦略を立て、部位や個数、患者さんの肝予備能とのバランスから手術適応・術式を決定しています。また、最近増加傾向にある転移性肝癌に対しては積極的に手術を施行し、良好な治療成績を得ています。
膵臓癌
膵頭部癌、十二指腸癌・乳頭部癌、下部胆管癌に対してCattell-Braasch法を応用して支配動脈の先行処理とmesopancreasの完全切除を目指した膵頭十二指腸切除術を施行しており、出血量の少ない安全な術式を確立しております。
急性胆嚢炎
発症早期の手術を原則としており、可能な限り腹腔鏡による手術を行っております。
鼠径ヘルニア
昨年度までは腰椎麻酔下にDirect-Kugel法を標準術式としておりましたが、今年度から原則として術後の疼痛が少ない腹腔鏡下ヘルニア手術を全身麻酔下に行うことになりました。

ストーマ外来【看護外来】

ストーマ外来のご案内

人工肛門や人工膀胱などいわゆるストーマを造設した方が、より快適な日常生活を送ることができるように支援しています。
医師の診察を受けていただいた後に、個室で装具の使用方法や、周囲のスキンケアの方法について説明をさせて頂きます。

対象者

・ストーマを保有している患者さん

・腎瘻.膀胱瘻.尿管皮膚瘻を保有している患者さん

・自己導尿をしている患者さん
外来日・時間

月・火・木曜日 9:00~12:00

1回 30分程度

予約制ですが、当日、空きがあれば受診できます。
受付

消化器外科の方は、2階 14番受付

泌尿器外科の方は、2階 19番受付
料金

在宅療養指導管理料及びストーマ処置料

(3割負担の方は720円~870円/回が必要です。)

費用はストーマ保有数で異なります。

※同日に医師の診察、検査等を受けた場合には、別途料金がかかります。
ケア内容

ストーマケアの状況の確認や、トラブルの処置の提案、新製品の紹介など行っています。

自己導尿に係わる指導や手技確認と、腎瘻・膀胱瘻のケア状況の確認やセルフケアの指導を中心に行っています。

★受診の際は、使用している装具をお持ちください。
担当者 ストーマ外来担当看護師が担当します。

予約の取り方について

各科診察を受けて頂き、担当医がストーマ外来の予約を取ります。
・当院通院中の患者さんは主治医にご相談ください。
・他院通院中の患者さんは、かかりつけ医にご相談後、当院消化器外科の予約をお取りください。
受診時に消化器外科担当医にご相談ください。


 




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