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小児科


診療科の特徴

小児科のご紹介

当院小児科は東播磨地域におけるこどもの健康を守る中核施設として、予防接種、乳児健診といった健康管理から小児救急、腎臓疾患、代謝内分泌疾患、神経疾患、アレルギー疾患、気道疾患、周産期医療にいたるまで多様な小児医療に取り組んでいます。それぞれの疾患群に専門Drが従事して専門的な治療を行っています。

 

小児病棟は56床の病床を持ち、成長過程にある小児の専門医療、24時間365日の二次救急医療に対応しています。

 

周産期センター(新生児部門)はNICU15床、GCU30床の計45床を持ち、地域周産期母子医療センターとして24時間365日、病的新生児の受け入れを行って、複数の診療科との連携を通して、ほぼあらゆる新生児疾患に対応できる体制を整えており、東播磨、北播磨地域における新生児医療の中核施設として、赤ちゃんの命を守ります。またカンガルー号(新生児専用の救急車)を有しており、地域の医院、病院におけるリスクの高い分娩への立ち会いや病気の新生児の受入れも365日、24時間体制で行っています。また、新生児心肺蘇生法(NCPR)講習会を定期的に行っており、新生児仮死を防ぐためにNCPRの地域への普及する拠点病院としての役割も担っています。

 

当院はWHO/UNICEFより赤ちゃんにやさしい病院に認定されています。産婦人科や小児科のみならず、病院全体で連携して、母乳育児を通した(母乳育児の考え方を通した)健やかなこどもをはぐくむサポートを行っています。特に昨年より拡大する新型コロナウイルス感染は、こどもの心にも影を落としています。このコロナ流行の困難な時代の中でも、安定した愛着形成を通して将来の日本を担うこどもたちの、こころとからだの健康を見守ってまいります。

 

主任科部長のご挨拶

当院の小児科は地域の小児医療センターとして、いのちの始まりから成人に至るまで、子供たちの成長に応じた総合的な診療を提供しています。小児二次救急や高度な専門医療、重症新生児の受け入れ体制などをしっかり整備し、また、赤ちゃんにやさしい病院として、健やかなこどもの成長をサポートし、あらゆる状況で地域の皆様に頼っていただける小児科を目指しています。医師、看護師、臨床心理士などさまざまな職種のスタッフがチームとして連携し、こどもたちとそのご家族が最良の環境の中で安心して医療をうけていただけるように努めます。

 

地域の将来を担う子どもたちの人生のよりよいスタートの一助となるため、これからも注力して参ります。


診療可能疾患、診療実績

NICU・GCU入院患者数

  2020年度
新生児入院患者数 596
出生体重 ~1,000g 11
出生体重 1,000g~1,499g 33
出生体重 1,500g~2,499g 177
出生体重 2,500g~ 386
人工呼吸器管理 154
新生児外科手術 10
新生児搬送受け入れ 102

小児神経疾患

対応可能疾患

慢性疾患
てんかんなど発作性疾患、発達障害、心身症、重症心身障碍児、先天異常(染色体・代謝)、周産期異常(新生児低酸素性虚血性脳症、低血糖性脳症など)筋・末梢神経疾患、不随意運動
急性疾患
急性脳炎・脳症など神経救急

診療実績

入院 疾患名 2020年度
てんかん 長時間ビデオ脳波 182
難治性てんかん入院治療 6
重症心身障碍児 医療的ケア新規導入 3
筋・末梢神経疾患 重症筋無力症など 3
外来 2020年度
てんかん、重症心身障害児・医療的ケア児、心身症・不登校  月300例(のべ)
Dravet症候群など難治性てんかん
希少遺伝子疾患(てんかん性脳症など)
視神経脊髄炎・MSADEM 4
迷走神経刺激療法 5
心身症・不登校・神経発達症 20
神経発達症(発達外来) 4050

小児アレルギー疾患

日本アレルギー学会アレルギー専門医教育施設です。

 

対応可能疾患

食物アレルギー:450人

外来と入院で食物負荷試験を行っています。

除去が必要な場合、栄養士による栄養指導も行っています。

気管支喘息:270人

重症例に対して生物学的製剤を投与します。

入院中の患者さんに対して喘息教室を行っています。

アレルギー性鼻炎:180人

舌下免疫療法:170人(スギ・ダニ)

皮下免疫療法:10

アトピー性皮膚炎:90人
蕁麻疹:10人
薬剤アレルギー:10人

外来と入院で皮膚検査・誘発試験を行っています。

新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症:5人

診療実績(入院)

  2020年
食物負荷試験 154
喘息教室 40
薬剤負荷試験 7
スキンケア指導 8

小児内分泌・代謝疾患

診療実績

  2020年
成長ホルモン治療
 成長ホルモン分泌不全性低身長症 59
 SGA性低身長症 36
 プラダー・ウィリー症候群 5
 ターナー女性 2
 軟骨無形成/低形成症 3
 ヌーナン症候群 2
1型糖尿病 30
2型糖尿病 2
甲状腺機能低下症
 先天性 33
 橋本病 9
バセドウ病 14
先天性副腎過形成 4
副腎皮質機能低下症 1
中枢性尿崩症 1
ビタミンD欠乏性くる病 1

腎臓疾患

診療実績

  2020年
入院
 腎生 3
 新規ネフローゼ症候群 3
 難治性NS(リツキシマブ導入) 1
外来
 ステロイド抵抗性NS  2
 頻回再発型/ステロイド依存性NS 10
 非頻回再発型NS 14
 慢性腎臓病(CKD stage3以上) 3
 IgA腎3 4
 紫斑病性腎炎 9
 常染色体優性多発性嚢胞腎 3
 多嚢胞性胃形成2 10
 C3腎症、膜性増殖性糸球体腎炎 2
 Dent病 1
 尿細管性アシドーシス 3
 全身性エリテマトーデス 2
 非典型溶血性尿毒症症候群 1

 

小児気道疾患

対応可能疾患

・新生児~小児の先天性・後天性気道病変全般

・気管切開児、在宅人工呼吸器患者のフォローアップ

・睡眠時無呼吸の相談、治療

 

診療実績

入院
軟性気管支鏡検査:2019年度:107件、2020年度:100件
外来
軟性気管支鏡検査(主に気管切開児):年間約120件
疾患名 2020年度
咽頭病変 後天性咽頭狭窄(神経筋疾患、舌根沈下、アデノイド肥大など) 25
先天性咽頭狭窄(顔面奇形など) 2
舌根部嚢胞 1
喉頭病変 喉頭浮腫 1
喉頭軟化症 17
声帯・声門下病変 声帯麻痺 2
声門下狭窄 2
下気道病変 気管気管支軟化症 6
気管・気管支狭窄 1

スタッフ紹介

森沢 猛(もりさわ たけし)

役職周産母子センター 副センター長
(兼)小児科 主任科部長
(兼)小児在宅医療支援センター センター長
専門分野新生児疾患
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会専門医
日本周産期・新生児医学会
新生児蘇生法「専門(A)コース」インストラクター
厚生労働省認定臨床研修指導医
神戸大学医学部臨床准教授
医学博士
日本母乳の会 理事

西山 敦史(にしやま あつし)

役職こどもセンター センター長
(兼)移行期医療調整室 室長
(兼)小児科 科部長
(兼)遺伝子診療部 副部長
専門分野一般小児疾患
代謝疾患
内分泌疾患
在宅医療
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本小児救急医学会SIメンバー
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士

親里 嘉展(おやざと よしのぶ)

役職小児科 科部長
(兼)小児在宅医療支援センター 小児在宅医療支援室長
専門分野一般小児疾患
小児神経疾患
てんかん
在宅医療
学会専門医・認定医日本小児科学会専門医・指導医
日本小児神経学会小児神経専門医
日本てんかん学会専門医・評議員
迷走神経刺激療法資格認定医
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士

高寺 明弘(たかてら あきひろ)

役職小児科 科部長
専門分野新生児疾患
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(新生児)
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門(Aコース)インストラクター
日本新生児成育医学会評議員
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士

沖田 空(おきた そら)

役職小児科 医長
専門分野一般小児疾患
小児神経疾患
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医
日本小児神経学会小児神経専門医

橋本 総子(はしもと ふさこ)

役職小児科 医長
専門分野一般小児疾患
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本アレルギー学会アレルギー専門医・指導医
医学博士

二階堂 量子(にかいどう りょうこ)

役職小児科 医長
専門分野一般小児疾患
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本アレルギー学会アレルギー専門医

小寺 孝幸(こでら たかゆき)

役職小児科 医長
専門分野新生児疾患
小児科呼吸器
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(新生児)
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コースインストラクター

金川 温子(かながわ あつこ)

役職小児科 医長
専門分野一般小児疾患
小児神経疾患
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本小児神経学会小児神経専門医

西田 浩輔(にしだ こうすけ)

役職小児科 医長
専門分野
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(新生児)
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」インストラクター
厚生労働省臨床研修指導医
医学博士

松本 和德(まつもと かずのり)

役職小児科 医長
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医
日本周産期・新生児医学会
新生児蘇生法「専門(A)コース」インストラクター

藤村 順也(ふじむら じゅんや)

役職小児科 医長
専門分野一般小児疾患
小児腎臓疾患
学会専門医・認定医日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本小児感染症学会認定医
腎臓専門医
日本小児腎臓病学会代議員
厚生労働省認定臨床研修指導医
医学博士

呉 東祐(ご とうゆう)

役職小児科 医師
専門分野小児科全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「一次コース」インストラクター

増田 祐(ますだ ゆう)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了
PALSプロバイダー

伊藤 立人(いとう たつひと)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

宇保 早希子(うほ さきこ)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

溝口 智子(みぞぐち ともこ)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

相馬 健人(そうま けんと)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

吉岡 慶太(よしおか けいた)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

今川 幸人(いまがわ ゆきひと)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

大橋 浩基(おおはし ひろき)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

田中 愛音(たなか あいね)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

吉川 なつこ(よしかわ なつこ)

役職小児科 専攻医
専門分野小児疾患全般
学会専門医・認定医日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門(A)コース」修了

外来担当医表

外来診療日程につきましては、下記をご参照ください。


地域医療機関の先生方へ

 当院の小児科は、この地域において「いのちの誕生から成人に至るまで」、こどもたちの成長に寄り添い健康を守るための基幹医療施設として専門的かつ高度な小児医療に取り組んできました。小児科の診療は一般小児部門と新生児部門に分れており、また昨年度からは循環器部門は小児循環器内科を標榜するようになりましたが、従来どおり互いに連携しながら診療を行っています。

 

 小児外科など院内の関連診療科とも協力しあって小児に対するさまざまな専門医療や日々の二次救急診療に対応しています。周産母子センター新生児部門はNICU15床とGCU30床の病床をもち、36524時間体制で院内はもとより東播磨・北播磨地域など広域より重症の新生児の入院を受入れて集中治療を行っています。これからも地域の医療機関の先生方と十分な連携を図りながら、こどもたちに最善の医療が提供できるように努めてまいります。


患者・家族の皆様へ

母乳育児サークルについて

当院で出産されたママと赤ちゃんを対象に、育児に関する情報を共有したり、不安や疑問を解消したり、参加者で楽しい時間を過ごす場を提供します。離乳食、遊び、歯磨きなど楽しいテーマを準備して、皆さんのご参加をスタッフ一同お待ちしております。

外来受診について

  • ・小児科外来では、一般小児外来(平日午前)と専門外来(平日午前/午後、完全予約制)を行っています。
  • ・午前外来の受付時間は当日午前8時~午前11時(月曜日~金曜日)となっています。
  • ・午後外来は予約患者さまのみ対応しています。
  • ・午後は一般小児外来を行っておりませんので御注意下さい。

救急受診について

  • ・当院では、入院治療や手術などに対応できる二次救急医療機関として、重症度の高い患者さまを優先して時間外救急診療を行っており、原則として救急車により搬送された患者さま、他の医療機関から紹介された患者さまが対象となります。
  • ・休日や夜間および平日午前における上記以外の救急患者さまにつきましては、近隣の小児科または夜間急病センターなどでの受診をお願いいたします。
  • ・直接来院される前に、必ず電話でお問い合わせくださるようお願いします。救急医療を円滑に行うため、看護師が患者さまの症状についてお聞きし対応いたします。
  • ・救急外来では、応急処置の対応となるため、次の平日外来日までのお薬しか原則としてお出しすることができません。

かかりつけ医について

当院では、かかりつけ医を作っていただくことをお勧めしております。
お子様の具合が悪くなった時には、まずかかりつけ医の先生に診ていただき、検査や入院等が必要な場合に当院へご紹介いただければより円滑な診療を提供することができます。


専門外来

アレルギー外来(担当;橋本、平田、松本) 要予約
 月曜日午前、火曜日午後、木曜日午前/午後、金曜日午後
腎外来(担当;藤村) 要予約
 火曜日午後、木曜日午後
内分泌・代謝外来(担当;西山) 要予約
 月曜日午後(内分泌)、水曜日午後(代謝)
在宅外来(担当;西山) 要予約
 金曜日午後(内分泌)
神経外来(担当;親里、沖田、中尻、金川) 要予約
 月曜日午後、火曜日午前/午後、水曜日午後、木曜日午後、金曜日午後
循環器外来(担当;佐藤、上村) 要予約(午後も初診対応あり)
 月曜日午前、火曜日午前/午後、木曜日午前、金曜日午前/午後
 ※胎児心臓外来(月曜午前、産科外来にて)
フォローアップ外来(担当;米谷、森沢、高寺、小寺、山名) 要予約
 月曜日午後、火曜日午後、水曜日午後、木曜日午後、金曜日午後
血液外来(担当;植村)
 第1,3水曜日午後
気道外来(担当;小寺)
 月曜日午後
乳児健診
 水曜日午後
予防接種/シナジス
 木曜日午後(シナジスは毎年8月から翌年3月まで)

研究

治験の実施について

現在、当院で行っている治験はありません。

臨床研究について


施設認定

日本小児科学会
  小児科専門医研修支援施設
日本周産期・新生児学会
  周産期専門医(新生児)暫定研修施設
日本小児神経学会
  小児神経専門医研修認定施設
日本胎児心臓病学会
  胎児心臓超音波検査専門施設

日本アレルギー学会
  アレルギー専門医教育研修施設(小児科) 

 

カンファレンス

総合

小児科全体
 症例検討会;火曜日7時半~
 カンファレンス;金曜日8時~
こどもセンター
 モーニングカンファレンス;毎日8時半~
 抄読会;火曜日18時~
 病棟カンファレンス;火曜日、木曜日17時~
 主任科部長回診;水曜日9時半~
周産期母子センター(NICU、GCU)
 病棟回診;火曜日、木曜日、金曜日8時半~
 抄読会;月曜日8時~
 病棟カンファレンス;月曜日11時~
 主任科部長回診;水曜日8時半~

各グループ

アレルギーグループ
 アレルギーカンファレンス;水曜日14時~
循環器グループ
 循環器カンファレンス;水曜日13時~
神経グループ
 ベビー神経カンファレンス;火曜日10時~
 神経カンファレンス;水曜日11時~

小児科研修について

・当院は神戸大学附属病院小児科の関連研修施設となっています。
・当院は小児科専門医の研修支援施設に認定されています。
・小児科研修についてのご質問は、小児科 米谷までご連絡下さい。個別に、内容と待遇についてご説明させて頂きます。また、当院初期臨床研修医/後期研修医募集HPもご覧ください。
・またあわせて、神戸大学小児科研修プログラムのHPもご覧下さい。




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