診療科の特徴 / 泌尿器科
泌尿器科では加古川中央市民病院の開設に伴い、2016年8月に手術支援ロボットであるダビンチXiが導入されました。それ以降、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RARP) を皮切りに、より手術侵襲の少ない手術を迅速、安全に提供する、という目標の元、ロボット支援腎部分切除術、ロボット支援腎摘除術、ロボット支援腎尿管全摘除術へと、泌尿器科癌全域にロボット手術導入を順次広げ、2026年度からは新たにロボット支援膀胱全摘除術も開始しております。同手術の導入をもちまして、当院では主たる泌尿器科癌に対して全てロボット手術で対応できる体制が整いました。
当科では泌尿器悪性腫瘍の治療以外では、特に前立腺肥大症への経尿道的内視鏡手術と、尿路結石に対するレーザー結石破砕術に力を入れています。前立腺肥大症に対します経尿道的前立腺レーザー核出術(HoLEP)手術数は前年度比70%増と大幅に増加しております。同手術に加え、2026年度には手術侵襲がさらに小さいといわれている前立腺水蒸気治療(REZUMシステム)の導入を予定しており、個々の患者様に最適な前立腺肥大症手術を選択できる体制が整う予定です。
また尿路結石に対するレーザー破砕治療はこれまで全ての患者様に対しまして全身麻酔で施行しておりましたため手術枠に制約がありました。本年度より腰椎麻酔下での手術も対応することにより、より迅速かつ多数の患者様に対しまして砕石手術治療を提供できる体制とする予定です。