TEL
診療センターの特徴|周産母子センター|加古川中央市民病院

診療センターの特徴 / 周産母子センター

ホーム > 診療科・部門 > > 診療センターの特徴

「赤ちゃんにやさしい病院」 ~人生のスタートを全力でサポートします~

全ての妊婦さんが、母子ともに安全に出産していただくことが最も重要であり、当院では多くの診療科をもつ利点を生かして、他科と連携して診療にあたることができます。

何らかの合併症を持つ、多胎妊娠、胎児異常が疑われるなどのハイリスク妊娠の管理・出産を安全に行い、帝王切開をはじめとする産科手術にも迅速に対応することができます。

分娩後の予期せぬ異常出血に対しても、放射線科が行う血管塞栓術による止血が有効です。このようなハイリスク妊娠に対する日頃の準備は、リスクの低い妊婦さんの緊急事態にも非常に役立つものと思います。また、無痛分娩も始めており、今後少しずつその適応を広げていく予定です。

当院は、国際機関のユニセフから「赤ちゃんにやさしい病院」と認定されております。経験・技能に優れた助産師を中心に、助産師外来や院内助産を行い、全ての妊婦さんが母乳育児に触れて、健やかな親子関係が形成できるようにお手伝いします。

地域の将来を担う子どもたちの人生のよりよいスタートの一助となるため、これからも注力して参ります。

新生児部門は、施設規模はNICU15床を含む45床で、小児科と小児外科など関連診療科が連携して、早産児、低出生体重児、仮死、呼吸障害、先天奇形、新生児外科疾患など重篤な新生児の集中治療に24時間、365日従事しています。新生児搬送用専用救急車を有しており、当院で出生した児のみならず、産婦人科医院、病院産婦人科におけるリスクの高い分娩への立ち会いや病的新生児の搬送も行っています。

当院は従来より施設全体で赤ちゃんにやさしい病院に認定されていましたが、2023年に更に新生児部門が赤ちゃんにやさしいNICU(BFNICU)に追加認定されました。地域の将来を担う子どもたちの健やかな育ちを生まれからサポートしてまいります。