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#04 老化を測る検査がある? | 加古川中央市民病院
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#04 老化を測る検査がある?

○ ある

「人は血管とともに老いる」と言われます。血液中の善玉ホルモンのうち、特に血管を守る作用などが強いタイプ「高分子量アディポネクチン」がどれくらいあるかを調べます。この高分子量アディポネクチンは長寿ホルモンとも呼ばれています!

高分子量アディポネクチンとは?

内臓脂肪を構成する脂肪細胞から分泌されるホルモンで長寿ホルモンともいえるたんぱく質。動脈硬化の予防、糖尿病・脂質異常症の改善、がん予防の効果などがあるとされています。

こんな方に検査をおすすめ!

  • 血圧が高めの方
  • 血糖が高い方
  • コレステロール・中性脂肪が高めの方
  • タバコを吸っている方
  • メタボリックシンドローム該当または予備軍の方
  • 肌の老化が気になる方

高分子量アディポネクチンのホルモン(長寿ホルモン)は脂肪細胞から分泌されますが、内臓脂肪が増加すると減少し、内臓脂肪が減少すると増加することがわかっています。 脂肪細胞から分泌されるなら、太っている方がたくさん出るのでは?と思われますが、太りすぎて内臓脂肪が肥大化すると分泌が減少してしまいます…。

検査方法

血液検査で高分子量アディポネクチンの量を調べます。

<判断指標>

  • 2.0以上 正常
  • 2.0以下 異常

高分子量アディポネクチンを増やすには?

内臓脂肪型肥満を解消すること!内臓脂肪を減らすために日常生活でできることは…

  • 有酸素運動(例:ウォーキング)など適度な運動
  • 食事を低カロリーなものにして体重を減らす

病気の予防やメタボが気になる方は、動物脂や脂身の多い肉(ばら肉・ひき肉)を減らし 大豆製品・緑黄色野菜などの食物繊維、海藻類、青魚をバランスよく食べましょう。

参考文献:第 128 回日本医学会シンポジウム アディポネクチンと糖尿病・心血管病の分子メカニズム 門脇 孝

参考資料:日本動脈硬化学会 動脈硬化を知る×動脈硬化を予防する食事

これからの生活習慣病の予防やアンチエイジングに役立てるためにあなたのアディポネクチン量を量ってみませんか?人間ドックでもアディポネクチンを調べることができますよ。

また、当院人間ドックではオプションに内臓脂肪CT検査があります。内臓脂肪CT検査は内臓脂肪と皮下脂肪の分布と面積、周囲長を測定する検査で内臓脂肪の量を調べることができますので、是非ご利用ください。

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