リンゴ型肥満
肥満には、主に内臓のまわりに脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満(リンゴ型)と下腹部・腰まわり・おしりなどの皮下に脂肪が蓄積する皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)の2つのタイプがあります。内臓脂肪型肥満の人は動脈硬化が進行しやすく、生活習慣病になりやすいといわれています。
リンゴ型肥満
洋ナシ型肥満
リンゴ型肥満
肥満には、主に内臓のまわりに脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満(リンゴ型)と下腹部・腰まわり・おしりなどの皮下に脂肪が蓄積する皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)の2つのタイプがあります。内臓脂肪型肥満の人は動脈硬化が進行しやすく、生活習慣病になりやすいといわれています。
肥満とは、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態を指します。体格指数が(BMI=体重[kg]/身長[m]2)25以上を肥満と判定します。
BMI値 | 判定 |
---|---|
25~30未満 | 肥満(1度) |
30~35未満 | 肥満(2度) |
35~40未満 | 肥満(3度) |
40以上 | 肥満(4度) |
日本肥満学会判定基準
お腹の脂肪がつかめない → 内臓脂肪型(リンゴ型)肥満タイプ
お腹の脂肪がつかめる → 皮下脂肪型(洋ナシ型)肥満タイプ
内臓脂肪CT検査…内臓脂肪と皮下脂肪の分布と面積、周囲長を測定する検査です。
内臓脂肪CT検査報告書として、BMIによる肥満度診断・内臓脂肪量による肥満度診断が出ます。
内臓脂肪面積≧100cm2が測定されれば、内臓脂肪型肥満と診断されます。
当院では人間ドックのオプションで内臓脂肪CT検査を追加することができます。
食事療法と運動療法を続けると、内臓脂肪が先に減っていき、皮下脂肪は少しずつ減っていきます。過食を避け、食事のバランスをよくし、運動を毎日少しずつでも続けることが大切です。