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#02 認知症の可能性があるのはどっち? | 加古川中央市民病院
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#02 認知症の可能性があるのはどっち?


もの忘れが多くなった

中年期に悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が高くなった

どちらも認知症の可能性があります。

認知症とは

認知症とは、脳の病気で記憶や判断力などの認知機能が徐々に低下し、社会生活・日常生活に支障が出ている状態を指します。正常な老化といわゆる認知症の違いは、社会生活・日常生活に支障をきたしているかどうかです。具体的には、記憶障害、見当識障害、理解力・判断力の低下、実行機能の低下などの「中核症状」が現れ、うつ状態や妄想などの「周辺症状」や、行動上の問題も起こってきます。早く治療を開始することで、認知症の進行を抑えることが期待される薬があります。

下記の項目に当てはまる方は、メモリードック(認知症ドック)や認知症検査をオススメします。

  • 最近もの忘れが多くなってきた方
  • 財布・クレジットカード・鍵など大事なものをなくしてしまう方
  • 心地のよい香り(バラの花のにおいなど)が分からなくなってきた方
  • いつも行く場所なのに道に迷った方
  • 中年期(40歳代頃)に悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が高かった方

人間ドックのご案内

当院ではメモリードック(認知症ドック)と基本の人間ドックにオプションで追加する認知症検査があります。

  • 専門ドック メモリードック(認知症ドック)
    詳細はこちら
  • 基本ドックにオプションで認知症検査
    詳細はこちら
    ※対象は半年以内に当院の脳ドック及び人間ドックにて頭部検査(MRI)を受けられた方のみ。

当院人間ドックでは頭部検査(MRI)画像と問診や認知症テストに基づいた、日本認知症学会専門医による診断を行っています。

検査を受けるメリット

  • 現時点で認知症の可能性があるかがわかる
  • 早期に病気を発見するきっかけとなる
  • 問題がなければ不安な気持ちが解消し、安心感を得ることができる

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