令和7年度 病院指標 / 病院指標

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病院指標

医療の質指標

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 3092 592 458 759 865 1576 2411 4915 3611 625
当院を退院された患者さんのうち、0歳~9歳の割合は16.4%となっています。 当院は「周産母子センター」による24時間365日の救急医療体制で重症度の高い新生児・小児症例の受け入れを行っていることや、 先天性心疾患に対する手術やカテーテル検査等の専門的な診療体制を備えていることから、他の医療機関に比べて低年齢層の割合が高いことが特徴のひとつです。 一方で、70歳以上の割合は48.4%と約半数が高齢の患者さんとなっています。 当院は、これからも東播磨医療圏における基幹病院として、全年齢層の患者さんに医療を提供できる総合診療体制を整え、地域医療に貢献していきます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
総合内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 35 9.43 13.42 28.57 79.94
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 23 18.65 19.80 34.78 76.87
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 11 10.09 13.00 27.27 68.45
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし – – 9.42 – –
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし – – 8.57 – –
総合内科では特定の臓器や疾患にとらわれない幅広い内科疾患全般の診療を行っています。 高齢化に伴い増加傾向にある「急性腎盂腎炎、尿路感染症」や、重症化のリスクを伴う「敗血症」といった感染症疾患が高い割合を占めました。 これらは迅速かつ適切な治療が求められる急病です。また、「蜂窩織炎」や、「高ナトリウム血性」などの電解質異常や多種多様な疾患の入院受け入れ実績を伸ばしています。 平均年齢の幅広さ(60代〜70代)にも示されている通り、基礎疾患を多く抱える高齢者から、急性期対応が必要な患者さんまで柔軟に対応できる体制を整えています。 症状が多岐にわたる場合でも、必要に応じて他科の専門医と緊密に連携しながら、患者さん一人ひとりに最適な総合医療を提供しております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 276 2.16 2.56 0.00 68.58
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 207 11.36 8.76 6.28 75.43
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 90 8.16 7.37 0.00 76.01
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 49 7.10 7.58 0.00 69.45
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2 なし 47 9.40 9.40 2.13 73.34
1、3番目にある消化管に生じた大きいポリープや悪性の疑われるポリープに対しては、短期入院で内視鏡的ポリペクトミーや粘膜切除術の治療を行っています。 一方、消化管の早期悪性病変に対する治療としては、内視鏡的粘膜下層剥離術や粘膜切除術といった内視鏡治療を行っています。 2、5番目の総胆管結石・胆管炎においては、内視鏡的乳頭切開術や内視鏡的胆管結石除去術などを行い、悪性胆道狭窄による閉塞性黄疸・胆管炎に対しては、 胆道ドレナージ術や胆管ステント留置術などを行っています。 また、通常の内視鏡検査だけでなく、特殊光観察、拡大内視鏡、小腸カプセル内視鏡、小腸バルーン内視鏡および超音波内視鏡などの精緻な検査を行い、迅速な診断に努めています。 4番目の憩室炎および憩室出血で出血症状がある場合には、緊急で内視鏡止血術を行うこともあります。また、数日間の絶食による腸管安静が必要なため、 入院をして点滴や抗菌薬投与を行い細菌の増殖を抑える治療を行っています。 消化器内科では、さまざまな消化器疾患に対して、各々のガイドラインによる標準的治療を中心として病態に応じた各種の薬物療法、化学療法、放射線療法、緩和療法などを行うとともに、 常に新しい治療の導入を図り、地域で完結可能な高度医療の提供を推進しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx03x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 400 4.20 4.43 0.00 66.69
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 242 13.93 17.31 18.60 83.17
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 161 8.30 9.57 3.11 81.02
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 155 4.60 4.12 2.58 72.18
050030xx03000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 141 10.14 11.36 4.26 71.72
1、3番目にある不整脈の主な治療は、薬物療法やカテーテルアブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術)、心臓ペースメーカー治療などが選択されます。 2番目の心不全は心臓の機能が低下した状態を指し、症状としては体のだるさや息切れ、むくみなどが挙げられます。 心不全の原因によって治療方法が異なりますが、薬物での治療やカテーテルによる治療を行うこともあります。 心不全は今後全国的に増加が見込まれる疾患であり、地域全体で状態に応じた医療を提供する体制を推進しています。 4、5番目の狭心症、心筋梗塞といった虚血性心疾患の主な治療は、薬物療法や経皮的冠動脈形成術(PCI:カテーテルによる血管内拡張術)が主となります。 上記に挙げた不整脈、心不全虚血性心疾患、といった症例が患者数の上位を占めていますが、そのほかには、形成外科や心臓血管外科などと連携し、下肢閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療も行っています。 また、高齢の大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症の症例には、ハートチームが主体となり、カテーテルを用いた低侵襲治療(TAVI:経カテーテル大動脈弁置換術やMitraClip)も行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 145 5.39 7.92 0.00 72.57
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 125 13.46 16.10 21.60 83.82
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 82 2.00 2.02 0.00 55.67
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 68 10.68 13.45 16.18 74.97
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 61 11.72 20.49 54.10 83.07
1、4番目は肺がんの治療です。進行した状態や再発のための薬物療法目的の入院や進行した肺癌に対する症状緩和の治療が多くなっています。 肺がんでは、気管支鏡検査・PET-CTなどでの診断、呼吸器外科、放射線診断・IVR科、放射線治療科などの他の診療科と連携し、 手術療法・放射線療法・薬物療法、がん免疫療法といった治療に加え、緩和ケア治療も積極的に行っており、 医師や看護師、薬剤師、管理栄養士などのさまざまな職種がチーム一丸となって支援しています。 2番目は肺炎です。細菌検査室の協力で原因菌同定と抗菌薬適正使用のための積極的な検体採取をおこなっています。 原則日本の肺炎ガイドラインに準じた抗菌薬治療をおこなっています。 3番目の睡眠時無呼吸症候群は若干減少傾向となっています。睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まるまたは浅くなることで、 脳への酸素供給が不足し、日中の強い眠気や集中力低下を引き起こす病気です。PSG検査を行い、生活習慣改善、CPAP導入などの治療を行っています。 5番目が誤嚥性肺炎です。誤嚥とは、唾液や食物、胃液などが気管に入ってしまうことをいいます。その食物や唾液に含まれた細菌が気管から肺に入り込むことで起こります。 6番目は、間質性肺炎です。慢性経過中に急性増悪が生じたり、薬剤誘発による肺臓炎などにより緊急入院となることが多いです。 2023年1月に呼吸器センターを開設し、さまざまな呼吸器疾患に対して内科、外科の枠を超えて診療を行うことで、 より良い高度な呼吸器疾患に対する医療を提供できるようになりました。 地域の呼吸器診療の中心として、呼吸器疾患に幅広く対応できる体制を整えています。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 47 9.62 13.56 6.38 69.13
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 なし 16 7.13 10.24 0.00 67.38
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 13.46 12.83 15.38 52.92
100220xx99x0xx 原発性副甲状腺機能亢進症、副甲状腺腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし – – 6.64 – –
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり – – 12.49 – –
糖尿病・内分泌内科で多い症例は、1番目と2番目は、2型糖尿病(糖尿病ケトアシドーシスを除く)におけるインスリン投与を伴う治療です。 3番目に多いのは、糖尿病性ケトアシドーシスや高血糖高浸透圧症候群(HHS)、ペットボトル症候群などの急性代謝失調です。 4番目は原発性副甲状腺機能亢進症で、副甲状腺ホルモンの過剰分泌により高カルシウム血症をきたす疾患です。 5番目は1型糖尿病(糖尿病ケトアシドーシスを除く)におけるインスリン投与を伴う治療です。 6番目は甲状腺機能亢進症で、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、バセドウ病とも言われます。 また糖尿病・内分泌内科では、腎臓内科や眼科と協力し、腎症や網膜症などの合併症の早期診断・予防・治療を行っています。 慢性期だけでなく、急性期の糖尿病昏睡や重症低血糖の患者さんの受け入れや糖尿病の教育入院を行い、 さらに当院は周産期母子医療体制が充実しているため、産婦人科と連携して糖代謝異常合併妊婦の診療を行っており、ハイリスク妊娠糖尿病なども対応可能です。 また、当院消化器外科では、減量・代謝改善手術も行っており、手術までの内科的減量治療は当科で行っています。 近年、臨床使用が可能となったGLP-1受容体作動薬などの肥満症治療薬の適正使用にも努めています。 毎週水曜日には、内分泌外来を設けており、糖尿病だけでなく内分泌疾患にも力を注いでおり、幅広い疾患の診療に当たっています。
腫瘍・血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99xBxx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 Bあり 29 15.38 11.45 0.00 72.97
130030xx99x6xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 6あり 18 11.22 15.41 0.00 64.50
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等2 5あり 15 16.40 13.99 0.00 75.07
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 11 28.36 35.10 0.00 45.64
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 3あり – – 14.46 – –
腫瘍・血液内科では、悪性リンパ腫や急性白血病、多発性骨髄腫などの造血器悪性腫瘍に対する治療を多く行っています。 また、貧血や凝固異常などの良性血液疾患や固形腫瘍に対する治療も行っています。 造血器悪性腫瘍に対しては、迅速かつ的確な診断を行い、最新の薬物療法や分子標的療法を実施し、適応のある症例には自家および同種造血幹細胞移植を行っています。 また特定臨床研究として、HLA半合致血縁者間移植も積極的に行っています。 当院ではclass1000の無菌室を10床設置しており、高度な無菌治療(白血病に対する薬物療法や造血幹細胞移植など)が施行可能な設備を整えています。 また、治療開始時より多職種によるチーム医療が実践されており、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士などが日々関わりながら、 予後や症状の改善のみならず、早期の社会復帰を目指した診療を提供しています。
リウマチ膠原病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xxxxx00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 24.42 14.45 15.79 67.11
130110x0xxx0xx 出血性疾患(その他)(16歳以上) 手術・処置等2 なし 12 11.83 15.36 0.00 80.00
040110xxxx00xx 間質性肺炎 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし – – 18.39 – –
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし – – 13.42 – –
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし – – 8.57 – –
リウマチ・膠原病内科で特に多い疾患は、顕微鏡的多発血管炎、全身性エリテマトーデスや全身性強皮症、リウマチ性多発筋痛、多発性筋炎など、 さまざまな自己免疫性疾患が対象となり、それらの治療を行っています。次いで多い疾患は、自己免疫の異常により血小板が減少し、出血しやすくなる特発性血小板減少性紫斑病です。 免疫抑制剤の投与や、ガンマグロブリンの大量投与などの治療を行っています。 感染症免疫抑制剤投与中は感染症を起こしやすくなるためやすく緑膿菌肺炎やニューモシスチス肺炎などの細菌性肺炎の治療や、急性腎盂腎炎や尿路感染症の治療も行っています。 診断群分類(DPC)は治療法によって多岐に分かれるため、上記のリストでは関節リウマチの件数が少ないように見受けられますが、 実際には、原因不明の発熱や関節痛、皮疹、原因不明の炎症反応の上昇など検査値異常のある患者さんも自己免疫疾患除外を目的として、多くの関節リウマチ症例を総合的に診断・治療を行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 98 7.00 11.00 3.06 55.56
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 63 11.02 14.01 3.17 70.62
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 42 6.71 5.91 0.00 44.19
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 4.48 7.23 0.00 73.04
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2 なし 16 19.38 18.78 6.25 68.12
1番目の主な病状はIgA腎症で、確定診断後のステロイドパルス療法を行っています。また、末期腎不全の教育入院も行っています。 2番目は末期腎不全で、血液透析導入の症例、4番目は血液透析療法を行うための内シャント造設術の症例です。 内シャントの造設のみで退院する場合や、そのまま入院を継続し透析導入を行う症例です。透析導入を行った症例は、状態が安定した後には地域の透析クリニックで外来維持透析となります。 3番目はIgA腎症など、慢性間質性腎炎、慢性腎不全で、確定診断と重症度の評価のために腎生検を行っています。 5番目は腎炎、ネフローゼ症候群で、確定診断と重症度の評価のために腎生検を行っています。 6番目は急性腎不全や電解質異常に対する治療を行っています。急性腎不全は原因もさまざまで、病態により腎前性、腎性、腎後性に分けられます。 その他にも、うっ血性心不全や急性腎不全などで緊急入院となり、緊急透析を施行し、そのまま透析導入せざるを得ない場合、入院期間が長くなる傾向にあります。 血液浄化については、バスキュラーアクセスの作成、血液透析、腹膜透析の導入及び合併症の治療、各種アフェレシス療法にも対応をしています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 46 11.78 16.51 30.43 79.33
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 7.50 6.63 10.71 60.61
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 25 13.52 16.60 32.00 74.64
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2 なし 15歳以上 20 12.65 15.35 10.00 54.45
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 18 12.72 14.88 22.22 59.17
脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉などの脳神経系臓器の障害により起こる疾患を診療しています。 診断群分類別では、脳梗塞、症候性てんかんや強直間代発作などのてんかん、パーキンソン病、の順に急性期治療を提供しております。 そのほか、慢性炎症性脱髄性多発神経炎や多巣性運動ニューロパチーなどの末梢神経疾患、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの運動ニューロン疾患、 脳炎・髄膜炎といった神経系感染症、多発性硬化症や視神経髄膜炎など中枢神経系脱髄疾患、基底核などの変性疾患(多系統萎縮症・脊髄小脳変性症など)や、 一過性脳虚血発作(TIA)、他には頭痛・めまい・しびれなどの症状に対しても専門的立場から評価を行い、検査・治療を行っています。 また、24時間オンコール体制を整え、兵庫県東播磨圏域の中核施設として、さまざまな神経系救急疾患の受け入れを行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 324 6.43 6.18 1.23 0.00
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 226 3.97 5.49 0.00 4.35
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 223 5.21 6.20 0.90 1.22
150040xxxxx0xx 熱性けいれん 手術・処置等2 なし 186 2.91 3.45 0.54 2.08
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 167 4.40 5.86 0.60 3.35
小児科で最も多い症例は、妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上)です。 当院小児科の特徴の1つであるNICU(新生児特定集中治療室)の病床機能を有することから、周辺地域の新生児を多く受け入れる体制が整っているため、患者数が多くなっています。 2番目に多い疾患はウイルス性腸炎となっており、秋から春にかけてはノロウイルスやロタウイルスなどが流行することで患者数が増加する傾向にあります。 3番目は急性気管支炎に分類される感染症による入院であり、一般的に風邪といわれる症状を有する患者さんのほか、RSウイルス性の患者さんが多い傾向にあります。 4番目は熱性けいれんです。生後6ヶ月から5歳までに発熱時に起きるけいれんのことです。5番目は肺炎、インフルエンザ(呼吸器系疾患)です。 なかでもインフルエンザA型が最も多く、次いでインフルエンザB型、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスとなっています。 上記のほか、地域の基幹病院としてアレルギー疾患など多様な小児医療に取り組んでいます。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 192 4.32 4.56 0.52 72.36
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 121 5.63 6.00 0.00 61.68
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 116 14.03 14.80 3.45 74.58
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 78 8.92 7.05 6.41 68.60
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 52 18.77 18.45 5.77 73.79
消化器外科では、鼠径ヘルニア手術治療の患者さんが最も多く、2・4番目は胆嚢結石症や急性胆嚢炎の腹腔鏡下手術治療、 3番目は結腸がんの手術治療、5番目は胃がんの手術治療の入院となっています。 当院では身体的負担が少ないとされる鏡視下手術およびロボット支援手術を積極的に行っており、低侵襲手術のさらなる拡充を目指しています。 令和7年度の手術件数は、1300例を超え、当該医療圏域における消化器系疾患の治療に貢献すべく努めています。 また、高度進行癌症例に対しては、術前治療として放射線治療や化学療法を行った後に、積極的に切除療法を行っています。 一方、個別化治療として根治性は損なわずに機能温存や縮小手術を取り入れています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2 なし 100 6.51 9.75 0.00 70.33
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 37 9.08 9.44 0.00 33.92
040150xx97x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2 なし 15 12.67 27.90 0.00 68.27
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし – – 9.25 – –
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし – – 8.46 – –
呼吸器外科において最も多い症例は、肺の悪性腫瘍(肺腺がんや肺扁平上皮がん、肺大細胞がんなど)に対する手術療法です。 2番目は気胸(自然気胸や続発性気胸)の治療です。経過観察や胸腔ドレナージでも改善されない場合などに、手術療法を行います。 3番目は、肺・縦隔の感染症や膿瘍形成に対する治療です。患者さんの状態に応じて、薬物治療やドレナージ、手術療法など適切な治療を行います。 4番目も気胸の症例で、手術を必要としない患者さんに対して、状態に応じた保存的治療を行っています。5番目は、縦隔や胸膜などの悪性腫瘍に対する治療です。 呼吸器外科では、呼吸器内科、放射線診断・IVR科や病理診断科などの他診療科と連携して治療方針を定めています。 また、手術に関して当院では、患者さんへの負担がなるべく軽減されるよう、胸腔鏡を用いた低侵襲手術を第一選択としています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 198 8.92 9.76 0.51 64.33
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 101 5.24 5.44 0.00 63.37
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 34 3.76 3.95 0.00 44.47
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 10 6.70 9.68 0.00 70.70
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり – – 19.26 – –
乳房の悪性腫瘍(乳がん)を中心に、良性腫瘍を含めた乳腺疾患全般に対して専門的かつ高度な診療を提供しています。 大きな特徴として、乳がんに対する主要な手術を行った件数が前年度から大幅に増加したことが挙げられます。 最も多い「乳房切除術等」が128例から198例へ、次いで多い「乳房部分切除術等(温存手術)」も81例から101例へと大きく伸長いたしました。 これは当科の確かな手術実績と、地域の医療機関や患者さんからの厚い信頼の表れであると受け止めております。 治療にあたっては、乳がんの進行度やサブタイプ(性質)に応じ、手術療法だけでなく、分子標的薬や内分泌療法などの薬物療法、 放射線療法を組み合わせた「集学的治療」を最適に提供しています。 また、形成外科との緊密な連携による乳房再建術にも積極的に取り組み、根治性と患者さんのQOL(生活の質)向上の両立に努めています。 さらに、乳がんの進行や転移に伴う骨病変(骨転移)に対しても、放射線治療科などの専門各科と連携しながら、痛みの緩和や病勢コントロールを強力にサポートできる体制を整えています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 60 8.58 10.25 5.00 77.78
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 42 18.02 20.68 4.76 69.07
050161xx01x1xx 大動脈解離 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 1あり 31 22.61 29.22 32.26 70.58
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 1あり 22 18.59 27.21 31.82 77.41
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2 1あり 19 12.00 19.15 0.00 71.84
心臓血管外科で最も多く対応している疾患は、腹部大動脈瘤や胸部大動脈瘤と呼ばれる太い血管にこぶができる疾患で、1番目、4番目、5番目が該当します。 当院はステントグラフトという器具を使用した侵襲の少ないカテーテル手術を積極的に行っております。 2番目の弁膜症とは僧帽弁や大動脈弁などの心臓の弁が正しく機能しなくなる疾患です。今年度は42症例の手術治療を行いました。 3番目は大動脈解離で、“外膜”、“中膜”、“内膜”という3つの層に分かれている大動脈の内膜が縦方向に剥がれるように裂ける疾患です。 これらの疾患は血管の状態や病状の進行によっては外科的手術やカテーテル治療、薬による治療などが必要となります。 東播磨圏域での循環器疾患・血管疾患全般にわたる治療を受け入れられるよう心臓血管センターを設置し、 循環器内科、形成外科などの複数診療科と密な連携を取り、当院内での治療完結を目指しています。 また、小児心臓血管外科医や小児循環器内科医による、生まれつき心臓に異常がある先天性心疾患の治療も拡大しており、成人だけではなく小児を含む幅広い年齢層への治療も行っています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 74 1.38 2.74 0.00 4.14
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 24 5.08 5.36 0.00 11.38
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 12 1.92 2.95 0.00 2.42
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし 10 6.60 8.00 0.00 11.20
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 定義副傷病 なし 10 1.10 6.85 0.00 3.10
小児外科で最も多い症例は、小児外鼠径ヘルニアの治療です。鼠径ヘルニア手術のうち1/3ほどは腹腔鏡手術で行っています。 2、4番目は小児虫垂炎に対する治療ですが、腹腔鏡下虫垂切除や抗菌薬点滴・内服による治療を行っています。 3番目は停留精巣に対する精巣固定術です。 4番目は臍ヘルニアなどの腹壁ヘルニアの手術です。 小児外科では小児科と連携し、小児の外科的な疾患の診療を行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 212 21.09 24.75 85.38 83.25
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 122 19.89 18.55 31.97 69.44
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 60 20.35 21.21 31.67 74.55
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 38 4.05 5.86 2.63 67.18
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 36 17.08 18.15 38.89 49.81
整形外科で最も多い症例は、大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折です。 その治療の多くは、骨折部を金属で接合もしくは大腿骨の骨頭を人工骨頭に入れ替える手術療法です。 次に多いのが、大腿骨頭壊死や変形性股関節症、膝関節症です。傷ついた関節を人工関節に置き換える人工関節置換術が行われます。 疼痛や可動域制限の改善、スムーズな関節の動きを取り戻すことを目的としています。 4番目は前腕骨折(橈骨骨折、尺骨骨折)、5番目は足関節の骨折となっています。 そのほか、外傷疾患やスポーツ障害、骨粗鬆症の治療をはじめ幅広く対応しています。 また当科では、「関節センター」を設立しており、関節疾患に関する専門的な診断や治療(各種画像を用いた正確な診断、保存的治療の指導も含めて)を行っています。 特に人工関節手術に関しては、最先端のロボット支援手術(MAKO)を導入し正確で安全な手術を行っています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 127 2.43 5.62 0.00 40.90
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1 なし 98 2.74 4.67 0.00 52.86
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 66 2.03 2.57 0.00 70.76
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 62 2.00 2.68 0.00 69.98
140140xxxxxx0x 口蓋・口唇先天性疾患 定義副傷病 なし 32 6.91 8.15 0.00 10.88
形成外科で最も多い症例は、その他の新生物(主に皮膚良性腫瘍)に対して、皮膚・皮下腫瘍摘出術を行ったものです。 次に、骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く)の腫瘍摘出術、3番目に下肢静脈瘤に対する下肢静脈瘤手術、 4番目に眼瞼下垂に対する眼瞼下垂症手術、5番目は口唇裂・口蓋裂、顎変形症などの先天性疾患で、小児科・歯科口腔外科と連携し治療を行っております。 このほかにも多指症、内反症、埋没耳などの先天性疾患、熱傷、瘢痕やケロイド、母斑、いちご状血管腫、難治性潰瘍、リンパ浮腫、乳房再建など、 多岐にわたる疾患の治療を行っています。形成外科は創傷(傷・傷跡)を扱う専門であるため、常に傷跡がきれいになるよう努めています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 376 2.79 4.24 0.00 75.10
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 283 2.10 2.47 0.00 74.38
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 233 4.45 4.39 0.00 70.40
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 90 7.37 7.35 0.00 56.78
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 56 4.55 5.34 0.00 67.86
今回の実績における平均入院日数は、緑内障でわずかに増加が見られたものの、白内障、網膜剥離、網膜前膜・黄斑円孔など、 その他の主要疾患においては全体的に横ばい、あるいは微減傾向となっています。 眼科で最も多い症例は白内障です。白内障は目の中のレンズの役割をしている水晶体が濁ってしまうことで光が通りにくくなり、 視力低下やかすんで目が見えにくくなる病気です。眼科手術はますます小切開手術化が進み、白内障手術は片目1泊2日・両眼2泊3日(85歳以上の高齢者は1泊2日)、 高齢者の場合には入院による転倒などのリスクを軽減するため1泊2日入院などの対応を行っています。 3番目の緑内障は、眼球内を循環する房水の流れが悪くなり、眼圧が高くなって視神経に障害を及ぼす疾患です。 主な治療は線維柱帯切除術(Lectomy)や線維柱帯切開術(Lotomy)と呼ばれる眼圧下降手術を行います。 4番目の網膜剥離は、眼球の中に硝子体という透明なゼリー状の組織があり、この組織が炎症や出血などにより混濁したり、 網膜を牽引して網膜剥離(眼球の内側にある網膜が剥がれて視力が低下する)がおこります。硝子体手術による治療が主となります。 5番目は網膜前膜や黄斑円孔です。網膜前膜は黄斑の網膜表面に薄い膜が形成される疾患で、進行すると、ものが歪んで見え、視力低下が生じます。 黄斑円孔は網膜の黄斑部に小さな孔ができ、視力が悪くなる疾患です。こちらも硝子体手術による治療が行われます。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 137 3.94 5.74 0.00 55.34
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 75 7.57 7.32 0.00 20.11
030430xx97xxxx 滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞 手術あり 45 2.22 3.09 0.00 5.11
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 38 4.68 5.60 0.00 42.95
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 37 4.89 6.63 0.00 57.95
耳鼻咽喉科で最も多くの割合を占めている症例は、長期にわたり炎症症状が消失しない状態の疾患である慢性副鼻腔炎です。 内視鏡下鼻・副鼻腔手術(ESS)と呼ばれる低侵襲な内視鏡手術療法を積極的に行っており、副鼻腔手術後のパッキング(詰め物)を少なくすることで、 入院期間の短縮を図り患者さんの負担軽減に努めています。 次に多い症例は、扁桃肥大やアデノイド肥大、慢性扁桃炎といったのどの疾患です。この分類では慢性扁桃炎がその多くを占めており、 急性扁桃炎を度々再発する疾患に対して手術を行う場合が多くなっています。また、平均年齢からも分かるように、小児から若年層の患者さんが多くを占めているのが特徴です。 その他には、滲出性中耳炎などの非化膿性中耳炎の疾患に対し、鼓膜切開術や鼓膜チューブ挿入術等を行った症例や、 扁桃周囲膿瘍など急性の炎症に対して抗菌薬等による治療を行った症例が多くなっています。さらに、耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺などの腫瘍に対する手術治療にも対応しており、 中でも耳下腺の治療実績が多くなっています。 当科では、成人の耳鼻咽喉科疾患だけではなく、当院の特色のひとつである小児周産期医療に連なって小児の患者さんも数多く診療しており、幅広い年齢層の患者さんを受け入れています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 184 8.28 9.32 0.00 33.57
120260x001xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等 55 8.18 9.29 0.00 33.55
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし 52 35.83 19.04 13.46 31.23
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 39 6.15 6.01 0.00 44.05
120170x101xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 子宮破裂手術等 35 38.40 35.63 0.00 31.57
当院は地域周産期母子医療センターであり、24時間365日の救急診療体制を整え、ハイリスク妊娠や分娩、産後出血症例なども率先して受け入れています。 このため、1番目から3番目、5番目と多くの症例は産科領域の疾患となっており、その中でも双胎中心の多胎妊娠、羊水過多症、胎盤障害などによる帝王切開が最も多くなっています。 2番目は胎児機能不全などによる緊急帝王切開を行った症例で、3番目には早産・切迫早産の症例です。 4番目は卵巣嚢腫や奇形腫など婦人科領域の疾患で、入院症例は主に外科的手術で治療にあたります。 子宮腺筋症、卵巣嚢腫などの開腹手術、卵巣嚢腫や子宮内膜症、子宮外妊娠に対する腹腔鏡、子宮粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープに対する子宮鏡手術、 子宮頚部上皮内病変、子宮脱に対する膣式手術を行っています。 5番目は早産・切迫早産により入院加療を行い帝王切開で分娩に至った症例です。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 213 2.07 2.45 0.00 74.94
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 156 6.44 6.79 0.00 77.17
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし 62 5.29 5.16 0.00 66.19
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病 なし 41 6.05 7.14 7.32 67.49
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 39 6.97 7.77 0.00 74.23
泌尿器科で最も多い症例は、前立腺の腫瘍に対し前立腺針生検法を行った症例です。 検診や血液検査などで、がんの疑いがある場合に、前立腺の組織を採取し、顕微鏡で確認するために行います。前立腺癌の確定診断のために必須の検査です。 2番目は膀胱腫瘍に対し経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を行った症例になります。膀胱がんの治療は、まず初めに診断と治療を兼ねてTUR-Btを行い、その後の治療法を検討していきます。 3番目と4番目は上部尿路結石などに対し経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの(TUL)および、経尿道的尿管ステント留置術などを行った症例になります。 5番目は前立腺肥大症に対し、経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)を行った症例です。 この他にも、前立腺の悪性腫瘍に対し腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)を行っています。 ハイリスク前立腺がんに対しては、放射線診断・IVR科、放射線治療科と連携して治療を行っており、 手術療法においては手術支援ロボット: ダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)を使用した低侵襲手術(ロボット支援下前立腺全摘除術)を積極的に行っています。 また、前立腺がん・膀胱がん以外にも腎、腎盂・尿管などの悪性腫瘍の治療も行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx991xxx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 41 3.22 2.80 0.00 64.59
010030xx02x0xx 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2 なし 24 8.17 8.56 4.17 67.29
010070xx9910xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 24 3.00 3.18 0.00 75.50
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 9.15 9.62 7.69 82.08
010070xx02x0xx 脳血管障害 経皮的頸動脈ステント留置術 手術・処置等2 なし 12 7.33 8.65 0.00 77.17
脳神経外科で最も多い症例は、1、2番目に多かった未破裂脳動脈瘤です。 未破裂脳動脈瘤の多くは無症状ですが、脳ドックや検査で偶然発見されるケースも多くあります。 動脈瘤の大きさや部位によっては、周囲の神経を圧迫することで、複視や呂律障害などの症状が現れる場合もあります。 治療は血管内カテーテル治療や開頭術、経過観察など、患者の状態に応じて行います。 3、5番目に多かったのは内頚動脈狭窄症です。脳血流が減少することで、脳梗塞や認知機能低下の原因となることがあります。 血管内治療を専門とする医師が、患者さんの状態に応じて適切な治療を行います。 4番目は、外傷などにより硬膜とくも膜の間に血腫ができたことによって脳が圧迫されてしまう外傷性慢性硬膜下血腫という疾患です。 脳神経外科では、必要に応じて循環器内科や脳神経内科と連携し、心不全などの併存疾患や神経障害にも対応しながら、総合的な治療を行っています。
放射線診断・IVR科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし 244 1.03 3.74 0.41 73.74
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 29 2.93 6.23 0.00 60.14
060050xx03xxxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術 21 6.38 10.31 0.00 74.95
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 3.00 10.72 0.00 77.37
060050xx04xxxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 12 4.17 7.20 0.00 71.67
放射線診断・IVR科で最も多い症例は、慢性腎不全に対する透析シャント拡張術です。 血液透析に必要なシャントは、血管が狭窄することがよくあるため、透析に必要な血液の流れが足りなくなったり、 完全に閉塞しかける前に細くなったシャント内部をバルーン(風船)で膨らませることによって血管を中から広げる経皮的シャント拡張術(VAIVT)を行います。 次いで多い症例は、肺がんや乳がんなど悪性腫瘍に対して薬物療法を行うための動脈内注入ポート留置術を実施した症例です。 その他の疾患では、肝がんによる入院で、肝動脈化学塞栓療法(TACE)や肝動注薬物療法(TAI)、経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)などが主な治療法となっています。 上記症例以外にも、他の診療科と連携して、緊急止血術や中心静脈ポート(CVポート)留置術も行っています。 また当科は、画像誘導放射線治療(IGRT)、定位放射線治療/定位手術的照射(SRT/SRS) 、肺がんや肝がんなどに対する呼吸同期放射線治療、前立腺がんなどに対する強度変調放射線治療(IMRT)といったさまざまな治療法を導入し、放射線領域における診療機能の拡充を図っています。 その他、閉塞性動脈硬化症に対する血管形成術や大動脈瘤や大動脈解離に対するステントグラフト治療を循環器内科や心臓血管外科と連携して取り組んでいます。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 20 12.30 13.42 55.00 76.90
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 19 11.47 20.49 57.89 83.63
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 5.75 3.49 18.75 51.75
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 15 13.00 19.80 40.00 82.00
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 11 9.64 18.99 81.82 78.82
救急科は、主に救急車で搬入される救急傷病者の初療を担っています。診断群分類別で多い疾患は、1番目は急性腎盂腎炎などの尿路感染症です。 2番目は誤嚥性肺炎、3番目は急性薬物中毒、4番目が敗血症、5番目は胸椎、腰椎の圧迫骨折となっています。 救急外来では、迅速に各診療科専門医と連携をとりながら正確な診断と適切な診療を行っています。 また、心停止蘇生後、多発外傷、呼吸不全、ショックなどの重症患者に対して高度な救命救急医療・集中治療を提供するほか、 ドクターカーによる病院前救護を積極的に行うなど、一人でも多くの救命を目指しています。 当院は、加古川市指定災害対応病院として、大地震や異常気象時などの災害医療を想定した総合訓練にも参画しています。 また、DMAT指定機関の認定を受けており、2026年7月に発生した熊本地震の被災地へDMAT派遣要請に対応しました。 令和7年度の病院全体の救急車受け入れ件数(ドクターカー、ドクターヘリ含む)は7,733件でした。東播磨圏域の救急医療に貢献できるよう努めています。
緩和ケア科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 13 20.38 13.45 7.69 72.77
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし – – 10.78 – –
06007xxx9900xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし – – 10.70 – –
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし – – 8.76 – –
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし – – 9.68 – –
緩和ケア科は、がん(悪性腫瘍)の患者さんやご家族が抱える身体的・精神的な苦痛を和らげ、その人らしい時間を穏やかに過ごしていただくための専門病棟です。 病棟の新規開設から2年目を迎えました。診断群分類(DPC名称)の通り、身体に大きな負担がかかる手術や抗がん剤治療(化学療法)は原則として行いません。 代わりに、痛みのコントロールや呼吸困難感の緩和、また「つらさ」や「気がかり」といった精神的なケアに全力を注いでいます。 QOL(生活の質)向上を最優先にした柔軟な対応を行っています。 ご自宅のようをご家族とゆっくり過ごせる空間のなかで、今後も患者さんとご家族の「希望」に寄り添い、尊厳ある生き方を支える選択肢を広げるお手伝いを続けてまいります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 134 19 25 64 – 22 1 8
大腸癌 68 53 96 78 12 24 1 8
乳癌 126 133 19 – – 30 1 8
肺癌 109 32 73 133 16 256 1 8
肝癌 27 10 – – – 32 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院における5大がんの初発・再発患者数を表しており、病期分類基準は「UICC TNM分類」で集計しています。 この「UICC TNM分類」とは、国際対がん連合(UICC)によって定められた、がんの進行度を判定するための基準となる分類方法のことです。 胃がんはStageⅠでの発見が最も多く、胃がん全件数の約54%を占めています。StageⅠの治療は、比較的侵襲性の低い内視鏡治療が主流です。 次に多いStage IVでは、薬物療法(化学療法)が主体であり、一部の症例では外科治療につなげることもあります。 大腸がんも早期病変の一部は内視鏡治療の適応となります。胃がん、大腸がんの多くの症例が、体への負担の少ない腹腔鏡手術、ロボット支援手術の適応となります。 乳がんは、早期に発見されることがほとんどで、StageⅠおよびStageⅡが全件数の約90%を占めており、治療としては、乳房部分切除や乳房切除術の後に放射線治療を行います。 また、再発予防のための薬物療法を行うことがあります。 肺がんは、組織診断により「小細胞がん」と「非小細胞がん」に分類されます。 「小細胞がん」は主に薬物療法となり、「非小細胞がん」はStageⅠや StageⅡでは手術治療が選択されます。 肝がんは、胃や腸などの他臓器からの転移である「転移性肝がん」、肝臓から発生する「原発性肝がん」の2つに分類されます。 肝がんは肝臓内に再発することが多く、複数回の肝切除手術が必要となることも少なくありません。 そのため、できるだけ体の負担を低減し、手術による癒着を少なくして、次回の手術も安全に行えるように、多くの症例で腹腔鏡手術、ロボット支援手術を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 23 9.17 59.83
中等症 128 14.27 76.10
重症 56 14.14 80.38
超重症 15 16.53 79.53
不明 – – –
成人市中肺炎とは、病院などの医療施設と接触する機会がほぼなく、ふつうに社会生活を送っている成人(20歳以上)に発症する肺炎のことです。 肺炎とは、病原微生物(細菌やウイルス)が感染して、肺に炎症が起きる病気で、肺炎の原因となる病原微生物の多くは肺炎球菌やインフルエンザ菌、肺炎マイコプラズマです。 当院での成人市中肺炎における治療患者さんは、前年度に比べ減少傾向で、前年度と同様、中等症による入院治療が最も多く、全体の割合は57.6%(前年度は66.4%)、 重症による入院治療は25.2%を占めております。入院での治療は、抗菌薬や抗ウイルス薬などによる薬物治療が一般的で、重症化しないように脱水などの全身状態の管理を行います。 超重症と診断された場合は、ICU管理による集中治療となることがあります。 軽症時は、外来通院による抗菌薬投与の治療がほとんどですが、高齢者や他の疾患に併せて罹患されている場合は、重症化するリスクが高いと判断され、入院治療となることもあります。 当院では、肺炎の予防のために、うがいや手洗い、マスクの着用による感染予防、禁煙、十分な食事や適度な運動による免疫力の向上、 また、肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンなどの予防接種を受けるといった対策を勧めています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 95 13.41 77.73 26.67
その他 10 18.70 78.80 6.67
脳梗塞は、脳の血管が詰まり、血液の流れが止まって脳細胞が死んでしまう疾患です。 死んでしまった脳細胞の場所や範囲によって、麻痺や言語障害などのさまざまな後遺症が残ります。 そのため、脳梗塞における急性期治療は、血液の固まりを溶かす薬を投与するなど、一刻も早く脳の血液の流れを改善することがとても重要とされています。 病期、病型、重症度に応じて、血栓溶解療法(tPA治療)や抗血栓療法、脳保護療法、リハビリテーションを組み合わせて治療を行います。 脳神経外科と連携してカテーテルによる血栓回収療法も行っています。 脳梗塞を発症してから3日以内に治療を行った患者数が95名と、昨年度に比較すると減少しています。 急性期の治療と並行してリハビリテーションも進めていきますが、さらに継続的なリハビリテーションが必要な場合は、 東播磨脳卒中パスを用い、回復期リハビリ専門病院と連携し、社会復帰、在宅復帰を目指していきます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 246 0.48 1.64 0.41 68.96
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 等 119 2.08 10.39 10.08 73.60
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 106 1.31 12.96 6.60 79.51
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 等 90 1.69 5.47 0.00 75.97
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 等 59 0.19 1.51 0.00 66.66
最も多かったのは、1、5番目の結腸や直腸にできたポリープ(いぼ状の隆起性病変)を切除する内視鏡的ポリペクトミーや粘膜切除術です。 切除した病変に対して病理検査を行い、良性か悪性かを診断します。診断結果によっては、次の治療が必要になることがあります。 また当院では、多数の小ポリープを外来処置として切除しています。 2番目の内視鏡的乳頭切開術は、内視鏡下にて電気メスで十二指腸の胆汁排泄口を切開する方法です。 胆道が閉塞して起こる黄疸を軽減したり、総胆管結石の治療時に施行します。 3番目は内視鏡的胆道ステント留置術で、狭窄もしくは閉塞した胆道にステント(筒状の体内人工物)を留置し、 胆道を広げて胆汁が正常に流れるようにする手術です。 4番目の内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜)は、胃や十二指腸の表面(粘膜層)にとどまっている早期のがんを内視鏡を使って切り取る手術です。 消化器内科は、内視鏡による治療が主流のため、主要な手術はすべて、内視鏡を用いた治療方法です。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 等 349 1.19 2.12 0.00 68.10
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 等 93 0.16 11.22 5.38 71.92
K5461 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞) 等 77 0.00 11.84 6.49 69.58
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 等 76 3.54 4.67 6.58 72.38
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 等 73 3.04 6.18 9.59 75.47
経皮的カテーテル心筋焼灼術が最も多く、不整脈のひとつである心房細動と診断された患者さんに対して行われます。 不整脈を引き起こす原因となる心臓内の異常な電気信号を出す箇所を高周波電流で焼き切り、正常な心拍リズムに戻す手術で、 カテーテルと呼ばれる直径2mmほどの非常に細い管を、足の付け根(もしくは手首やひじなど)の動脈から挿入して治療するため侵襲性が低く、 患者さんの体への負担が少ないことが利点です。 2番目以降は、狭心症や心筋虚血と診断された患者さんに対して行われる治療です。冠動脈の硬い病変を特殊なカテーテルで粉砕し、 病変を除去することで血流を改善する治療「冠動脈形成術」や、冠動脈の狭くなった箇所にステントを留置して広げることで血流を改善する治療 「冠動脈ステント留置術」が多く実施されています。先述したカテーテル治療で根治、もしくは改善が望めない場合、心臓血管外科などの他診療科と連携して、 バイパス術などの外科的治療に移行するなど、患者さんへの最善な治療方針を立てるための体制を整備しています。 この他にも、完全房室ブロックという心房から心室への電気信号が完全に途絶えてしまっている病気に対して、途絶えている電気信号を代わりに流す橋渡しとして、 ペースメーカーを植え込む手術である「ペースメーカー移植術」も多く行われています。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6154 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 等 10 2.30 16.50 20.00 79.70
K496-5 経皮的膿胸ドレナージ術 – – – – –
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 – – – – –
K386 気管切開術 – – – – –
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) – – – – –
圧迫止血が困難な体内で生じた肺胞出血・喀血を止める治療法が、血管塞栓術です。放射線診断科と連携して手術を行っています。
腫瘍・血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 24 14.13 5.13 0.00 58.83
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) – – – – –
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) – – – – –
K654 内視鏡的消化管止血術 – – – – –
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) – – – – –
抗がん剤を中心静脈から投与するために、CVポート(皮下埋め込み型ポート)を造設する手術を行っています。 CVポートの造設と同じく、その他のさまざまな手術に関しても、放射線診断・IVR科などの他診療科と連携して手術を行っています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 等 39 4.49 8.28 2.56 71.72
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 10 5.40 10.90 0.00 66.80
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 等 – – – – –
K654 内視鏡的消化管止血術 – – – – –
K662 胃腸吻合術(ブラウン吻合を含む。) – – – – –
腎臓内科で行う主な手術は、血液透析療法を行うためのシャントを造設する手術です。 シャント(内シャント)とは、手首などの動脈と静脈を直接つなぎ合わせた血管(短絡路)のことを指します。 なお、血液透析療法とは、血液を透析機に通して、血液中の老廃物などを取り除いて、血液を浄化する治療です。 毎分200ccほどの血液を浄化する必要があることから、血液を取り出しやすいシャントを用いて、血液透析療法を行います。 その他にも腹膜透析のための腹膜透析用カテーテルを腹腔内に留置する手術や、シャントが狭くなったり(狭窄)、 閉じてしまったり(閉塞)といったシャントトラブルに対するシャント拡張術なども行っています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 等 101 0.02 32.29 0.00 0.00
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 等 21 0.00 59.95 4.76 0.00
K7151 腸重積症整復術(非観血的) 等 11 0.18 2.18 9.09 1.73
K5621 動脈管開存症手術(経皮的動脈管開存閉鎖術) 等 – – – – –
K5622 動脈管開存症手術(動脈管開存閉鎖術(直視下)) – – – – –
1番目と2番目は新生児仮死蘇生術で、主に新生児一過性多呼吸によるものです。 新生児一過性多呼吸とは、肺液の吸収遅延などが原因で生じる呼吸障害のことで、特に帝王切開での出生児に発現します。 出生時に呼吸や心拍が弱く新生児仮死と診断された場合には、新生児に対して保温や呼吸の確保・誘発・酸素投与などの蘇生術を行います。 3番目の腸重積症は小腸が大腸に入り込む病気のことです。腸管の血行障害や通過障害が引き起こされ、放置すれば腸管壊死・穿孔・腸閉塞に至ります。 まず行う治療は高圧浣腸(肛門にチューブを留置し、薄めた薬液を腸の中に注入し、圧力で重積した腸を戻す)で、高圧浣腸で戻らない場合、 発症後に時間が経っている場合や高圧浣腸に危険があると判断した場合は、外科的手術となります。 4番目と5番目は動脈管依存症と診断された子の手術です。内科的治療として薬物治療が行われますが、薬物治療が無効な場合や合併症により行えない場合、 また、心不全が進行して内科的治療を行う時間がない場合はカテーテル治療や外科的治療が検討されます。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 204 1.05 5.31 3.43 64.61
K6335 鼠径ヘルニア手術 等 101 1.25 2.21 0.99 74.80
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 等 100 2.49 10.59 4.00 74.77
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 93 1.04 2.10 0.00 69.02
K7162 小腸切除術(その他) 等 38 2.05 15.95 21.05 77.89
最も多く行われた手術は、腹腔鏡下胆嚢摘出術です。名前のとおり、腹腔鏡を用いて胆のうを摘出する手術です。 腹腔鏡手術とは、おなかに穴を開けて、そこに細長い内視鏡器具を挿入して行う手術で、従来のおなかを切る開腹手術に比べて傷口が小さく、 回復も早いことから、患者さんの体への負担が少ない低侵襲手術のひとつとされています。 2番目と4番目は鼠径ヘルニア(脱腸)の治療による手術です。2番目は開腹による手術、4番目は腹腔鏡による手術で、 開腹にするか腹腔鏡にするかは、患者さんの病態などによって変わってきます。 3番目は結腸がん治療に対して行われる腹腔鏡による手術です。 5番目は絞扼性イレウスや腸穿孔などによる小腸切除手術となっています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 等 59 1.92 3.88 0.00 70.56
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 等 38 5.32 2.66 0.00 34.97
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)(内視鏡手術用支援機器使用) 等 20 1.80 3.20 0.00 69.60
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 等 16 1.50 3.06 0.00 69.44
K496-5 経皮的膿胸ドレナージ術 – – – – –
1番、3番、4番目は肺がん治療の手術で、切除部位によってKコード(手術コード)が細分化されています。 胸腔鏡手術は腹腔鏡手術と同じく、胸に小さな穴を空けて行う手術で、身体的負担が少ないという利点があります。 2番目は自然気胸、良性腫瘍、炎症性疾患などに対する手術です。 5番目は膿胸の治療を行う手術で、胸腔(肺と胸壁の間)に溜まった膿を体の外へ排出する治療です。 当院では手術時の傷が小さく、出血量も軽減できる「胸腔鏡手術」を多く取り入れています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 等 141 1.09 6.50 0.71 65.33
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 等 101 1.00 3.24 0.00 63.37
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 等 49 1.18 7.76 0.00 62.84
K4741 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm未満) 等 30 1.00 1.53 0.00 41.27
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) – – – – –
乳腺外科で実施されている手術のうち、上位を占めるものの多くは乳がん治療における手術です。 がんが発現した場所や大きさなどによって切除する範囲や箇所が変わってくるため、患者さんの病態に合わせて最適なKコード(手術コード)が細分化されています。 具体的な手術内容としては、腋窩部郭清を伴わない乳房切除術や乳房部分切除術、また病状に応じて胸筋切除を併施しない乳房切除術や、 腋窩部郭清を伴う乳房部分切除術など、多岐にわたる術式に対応しています。 また、がんに対する手術だけでなく、乳腺線維腺腫などの良性腫瘍病変を切除する手術(乳腺腫瘍摘出術など)も行っています。 これは良性腫瘍の治療目的だけでなく、画像診断などで乳がんとの鑑別が困難な場合の確定診断を兼ねて行われることもあります。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 等 42 2.29 6.07 7.14 77.64
K5603ニ 大動脈瘤切除術(上行・弓部同時)(その他) 等 27 0.89 19.19 22.22 75.44
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)) 等 22 1.05 10.09 0.00 69.82
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 等 17 2.47 8.59 11.76 75.41
K5551 弁置換術(1弁) 等 16 2.13 15.44 12.50 73.31
1番目と4番目は、、腹部大動脈にできた瘤(こぶ)の破裂を防ぐために、ステントを組み込んだ人工血管を大動脈瘤部分に留置し、 血管の補強、大動脈瘤に血液が流れないようにする手術です。 2番目と3番目は、瘤(こぶ)になった血管や裂けてしまった血管を切り開いて、人工血管に置き換える大動脈瘤切除術と呼ばれる手術です。 この手術は急性大動脈解離の患者さんに対する手術が多く、開胸・開腹で行われる緊急性の高い手術となります。 5番目は、心臓弁膜症を治療する手術です。心臓弁膜症とは、心臓の弁が開いたり、閉じたりする機能の障害によって心臓の機能が低下する疾患です。 手術では、心臓弁膜症にかかっている弁を切除して、人工弁を挿入します。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 等 47 0.00 0.19 0.00 3.98
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 30 0.00 0.70 0.00 5.03
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 等 24 0.92 3.25 0.00 11.21
K836 停留精巣固定術 10 0.00 1.00 0.00 2.50
K6333 臍ヘルニア手術 – – – – –
1番目と2番目は、小児外科で最も多い鼠径ヘルニアの手術です。 3番目は小児の虫垂炎に対する腹腔鏡下虫垂切除で、周囲膿瘍を伴わないものや穿孔し膿瘍形成を伴うものにも行っています。 4番目は停留精巣に対する精巣固定術で、1歳ごろに行っています。 5番目は臍ヘルニアに対する手術で、いわゆる「でべそ」の手術で、3歳前後で行うことが多いです。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 184 2.30 18.38 32.07 71.05
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 144 3.13 15.62 74.31 79.94
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 96 4.14 15.52 84.38 83.16
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 85 3.07 7.41 23.53 62.20
K082-7 人工股関節置換術(手術支援装置を用いる) 55 1.05 16.64 27.27 66.25
最も多く施行した手術は、人工関節置換術です。外傷や変性疾患などにより悪くなった関節の部分を取り除き、人工の関節に置き換える手術です。 これまではナビゲーションシステムを導入して、安全で確実な手術を心がけてきましたが、 この度より最先端の手術支援ロボット(MAKO)の導入により、これまで以上に正確かつ安全な手術が行えるようになっています。 当院では、主に膝関節と股関節の治療を行っており、その中でも股関節の治療が多いです。 2番目、4番目は骨折を治す手術です。ギプス固定などで治療することが難しい、変形や破壊が激しい骨折や関節周囲の骨折などに対して行います。 そして、骨折が生じた部位によってKコード(手術コード)が細分化されています。 3番目は、主に大腿骨頚部骨折に対する手術です。折れた大腿骨の骨頭を、人工骨頭という金属製の人工物に入れ替えます。 5番目は、手術支援ロボット(MAKO)を用いた人工股関節置換術です。ロボットの導入によりこれまで以上に正確かつ安全な手術が行えるようになっています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 等 66 0.35 1.00 0.00 37.24
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 等 47 0.06 1.00 0.00 68.55
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 42 0.00 1.00 0.00 71.64
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上)(6歳以上) 等 31 0.48 1.39 0.00 36.90
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 等 31 0.23 1.00 0.00 47.48
1番目、4番目、5番目は、皮膚、皮下腫瘍摘出術です。母斑、粉瘤(アテローマ)、線維腫といった全身にわたるさまざまな皮膚・皮下腫瘍を取り除く手術です。 2番目は、眼瞼下垂と診断された患者さんに対する手術です。眼瞼下垂とは、瞼(目蓋/まぶた)の機能異常の一種で、 瞼が十分に上がらず、瞳孔(黒目の中にある黒い穴)の一部が隠れてしまう状態のことです。 眼瞼下垂手術は、瞼の中の板(瞼板)に付着している眼瞼筋膜を探し出し、短く縫い付けることによって再び張力を回復する手術です。 3番目は、下肢静脈瘤と診断された患者さんに対する手術で、下肢静脈瘤は下肢の静脈の弁が壊れて、血液が逆流しやすい状態になったものです。 この膨らんだ静脈をレーザー光線で焼いて閉塞させる治療法が下肢静脈瘤血管内焼灼術です。 形成外科では、入院による手術に限らず外来での手術も数多く施行しています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 等 654 0.37 1.23 0.00 74.80
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 等 190 0.48 4.28 0.00 64.24
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートなし) 等 183 0.85 2.99 0.00 70.69
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 等 55 0.33 1.80 0.00 66.96
K2422 斜視手術(後転法) 等 20 1.00 1.00 0.00 13.95
眼科で最も多く行われている手術は、白内障を治療するための水晶体再建術です。白内障は目の中にある水晶体(レンズ)という部分が濁ってくる病気です。 この手術では、眼球内の濁った水晶体を取り除いて、その代わりに人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入し、視力の回復を図っています。 次に多い症例は、網膜剥離や網膜前膜などの治療を目的とした硝子体茎顕微鏡下離断術です。眼球の中にある硝子体という透明なゼリー状の組織が、 炎症や出血などにより混濁したり、網膜を牽引して網膜剥離や網膜前膜を引き起こした場合に対象となります。 手術によって眼球内にある硝子体や病的な組織、血液などを取り除き、症状の改善を行います。 また、眼圧を下げて病気の進行を緩やかにするための緑内障手術も多く実施しています。 緑内障は眼球内を循環する房水の流れが悪くなり、眼圧が高くなって視神経に障害を及ぼす疾患です。 一度失った視野を元に戻すことはできないため、インプラントを挿入して房水の排出を促すなど、患者さんの状態に合わせた適切な術式を選択して進行防止に努めています。 また、目の位置が内側や外側にずれてしまう症状を改善する斜視手術も行っています。 目を動かす筋肉(外眼筋)の位置を後ろに移動させて引っ張る力を弱めるなど、眼位を正しく整えることで、両眼視機能の改善や外見上のケアを図っています。 平均年齢からも分かるように、こちらの治療は小児期の患者さんを中心に行われています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 等 74 1.00 2.00 0.00 52.86
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 70 1.00 6.57 0.00 21.81
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 等 58 0.98 1.84 0.00 55.91
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 44 0.93 0.27 0.00 5.23
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 19 0.32 4.05 0.00 46.21
耳鼻咽喉科で実施されている手術のうち、上位を占めているのは副鼻腔炎(感染性、アレルギー性)を治療するための内視鏡下鼻・副鼻腔手術(4型および3型)です。 これらの手術は、鼻の穴から細い内視鏡を入れ、副鼻腔と鼻腔の通路を広げて空気の通り道を作ったり、炎症によって腫れた粘膜(鼻茸)を切除する治療です。 内視鏡を用いて体への負担を抑えた手術を行っており、原則として全身麻酔下で安全に実施しています。 次に多い症例は、扁桃炎や扁桃肥大などを治療するための口蓋扁桃手術(摘出)です。 通常、扁桃炎であれば抗生物質の内服や点滴で治療しますが、急性扁桃炎を繰り返す場合や扁桃肥大による症状がある場合には、口腔内から口蓋扁桃を摘出する手術を行います。 平均年齢からも分かるように、小児から若年層の患者さんを中心に多く行われているのが特徴です。 その他には、鼓膜切開を行った後にチューブを挿入する鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術を多く実施しています。 これは鼓膜の奥の中耳という空間に浸出液がたまり、音が聞こえにくくなる滲出性中耳炎の治療を行う手術で、乳幼児から小児期の患者さんが多くを占めています。 また、扁桃の周囲に膿みだまりを作ってしまう急性炎症に対し、穿刺や切開によって膿を出して治療する扁桃周囲膿瘍切開術にも迅速に対応しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 等 231 4.62 5.94 0.00 33.21
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 等 119 6.01 6.13 0.00 33.13
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 等 50 0.94 4.18 0.00 43.22
K9062 子宮頸管縫縮術(シロッカー法) 等 38 3.89 12.55 0.00 32.68
K877 子宮全摘術 26 1.50 7.12 0.00 47.92
周産期母子医療センターとしてハイリスクを伴う分娩患者さんを多く受け入れているため、帝王切開術が1番目と2番目を占めています。 妊娠37週までの健診で自然分娩が難しいと判断されると、予定(選択)帝王切開となり、38週ごろに手術を行います。 母体や胎児に生命の危険があると判断した場合には、緊急帝王切開を行います。 3番目は主に卵巣腫瘍や卵巣嚢腫と診断された患者さんに適応となる手術で、可能であれば低侵襲の腹腔鏡手術を選択しますが、病変部が広範囲であったり、腹腔内臓器の癒着が強い場合には開腹手術を選択、移行することがあります。 4番目は子宮頸管縫縮術です。妊娠中は子宮頸管が閉じて胎児の成長を保持しますが、子宮頸管が開いてしまうと(子宮頸管無力症)流産や早産の原因となることがあります。これを防ぐために子宮頸管縫縮術を行います。 5番目は子宮筋腫や子宮腺筋症と診断された患者さんが、日常生活に支障が出るなど重症化した場合に適応となる手術です。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 等 159 1.23 4.59 0.63 77.15
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 62 0.42 5.56 8.06 68.61
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 等 61 1.33 3.28 0.00 66.25
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 等 39 0.00 1.00 0.00 62.74
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) 等 37 1.11 4.76 0.00 74.11
最も多く行われた手術は、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)です。検査や治療の1つとして、複数回行うことがあります。 尿道から内視鏡を挿入してがんを電気メスで切除します。切除した組織を顕微鏡で調べることにより、がんの深達度(がんがどのくらい深くまで及んでいるか)や性質などについて、 正確な病理診断を行うことができるため、ほぼすべての膀胱がんで行われる手術です。 2番目は、尿管ステント留置術です。尿管は結石により詰まったり、尿管周囲の病気で狭くなったり、内視鏡手術の影響でむくんだりすることがあるため、 塞がらないように尿管ステント(拡張可能な網目状の小さい金属製の筒)という管を留置します。 3番目は、経尿道的尿路結石除去術(TUL)と呼ばれ、内視鏡を尿道から膀胱、そして尿管内まで挿入し、そこにある結石を破砕する手術です。 腎臓に結石がある場合は、内視鏡を腎臓内まで進めて結石を破砕します。 4番目は、体外衝撃波腎尿管結石破砕術(ESWL)と呼ばれ、衝撃波発生装置を用いて、体の外から衝撃波を当てて結石を細かく破砕し、自然排出させる手術です。 5番目は、経尿道的ホルミニウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)と呼ばれ、内視鏡を用いて肥大した前立腺腺腫をレーザーで切除する手術です。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1781 脳血管内手術(1箇所) 15 2.00 4.40 0.00 65.47
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 14 0.14 8.86 7.14 81.43
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 13 4.31 5.00 7.69 74.77
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 等 – – – – –
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステント) 等 – – – – –
1番目と5番目は、脳内の血管にできた瘤や奇形に対してカテーテル治療を行う手術です。 2番目は、主に外傷性慢性硬膜下血腫を治療するための手術です。外傷性慢性硬膜下血腫とは、交通事故や転倒・転落などで軽微な頭部外傷をきっかけとして、 硬膜下にゆっくりと(通常は1~2カ月かけて)血腫がたまってくる病態のことです。 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術は、頭蓋骨に1~2cmほどの小さな穴をあけて、その穴にチューブを挿入し、貯留した血腫を排出する手術です。 3番目は、内頚動脈狭窄症と診断された患者さんに対する手術で、内頚動脈狭窄症とは、動脈硬化などによって、頸動脈(首にある血管)の血管内に血栓や粥腫(プラーク)などができて血管が狭くなる疾患です。 経皮的頸動脈ステント留置術とは、足の付け根の血管(大腿動脈)からカテーテルを挿入して、その頸動脈の狭くなった血管にステントを留置して血管を広げる手術です。 4番目は、脳にできた腫瘍(髄膜腫、神経鞘腫、神経膠腫、転移性脳腫瘍)を摘出する手術です。
放射線診断・IVR科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 等 206 0.00 0.03 0.49 73.32
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) 等 39 0.00 0.00 0.00 75.59
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 28 1.00 0.96 0.00 63.54
K6154 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 等 27 1.00 2.11 0.00 65.07
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 等 21 1.00 4.38 0.00 74.95
慢性腎不全の患者さんは主に内シャントを使用して血液透析を行っていますが、動静脈吻合部あるいはシャント化静脈の狭窄、閉塞を起こすと血液透析を行うことが困難となるため、シャントの拡張術・血栓除去が必要となります。 この経皮的シャント拡張術・血栓除去術を放射線診断・IVR科では最も多く実施しています。 3番目は、長期間にわたる抗がん剤治療を安全に行うために、薬剤を注入するための小さな器具(ポート)を埋め込む手術です。 4番目と5番目は、血管に塞栓物質を注入して血流を止めるための血管塞栓術です。例えば、消化管や腫瘍からの出血など、圧迫止血が困難な体内で生じた出血を止める治療です。 交通事故などで損傷した血管を塞いで止血する治療も血管塞栓術です。それ以外にも、主に肝細胞癌に対する治療として、がん部に血液を送らないように肝動脈を塞ぐ薬を注入することで、 血液から栄養を得ているがん部を死滅させるといった治療も血管塞栓術のひとつです。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 – –
異なる 11 0.06
180010 敗血症 同一 63 0.33
異なる 58 0.31
180035 その他の真菌感染症 同一 – –
異なる – –
180040 手術・処置等の合併症 同一 84 0.44
異なる 13 0.07
今回の実績における発生率は、播種性血管内凝固症候群、敗血症、手術・処置等の合併症において前回よりわずかに増加が見られます。 一方で、その他の真菌感染症や、手術・処置等の合併症などにおいては、ほぼ横ばい、あるいは微減傾向となっています。 播種性血管内凝固症候群(DIC)は、全身の血管の至るところに血液の固まりが生じる病気で、血液を固める因子が大量消費されることから非常に出血しやすくなります。 敗血症は、細菌などの病原微生物が血液に蔓延して全身に炎症が生じる病気で、この炎症によって多くの臓器に障害が生じます。 その中でも腎盂腎炎や肺炎からの増悪が多いです。真菌症は、外部の真菌または常在する真菌類が組織内に侵入し、異常増殖して発症する疾患です。 また、急激に進行することがあり、すぐに他の臓器に広がり、死に至ることもあります。手術・処置等の合併症が入院の要因となった症例では、 吻合部狭窄、予防接種後発熱、水晶体核落下、人工肛門部出血、術後創部感染、人工股関節脱臼などが主な原因となっています。 当院では、さまざまな合併症の発生を未然に防ぐよう努力するとともに、万が一合併症が出現した場合は早急に対応できるよう体制を整え、 起こりうる合併症については事前に患者さんやご家族に説明を行い、同意を得たうえで治療を進めていく方針としています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
2322 2080 89.58%
2025年6月~2026年5月に当院でリスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者さんの肺血栓塞栓症の予防対策の実施率を集計したものです。 肺血栓塞栓症は、血栓による肺動脈の閉塞度合いに応じて軽症から重篤まで様々な病態を示します。太い血管が閉塞した場合は重篤化し、ショックや死に至るケースも少なくありません。 当院では、発症リスクが「中」以上と判定された手術施行患者さんに対し、ガイドラインに沿った予防対策を徹底しています。弾性ストッキングや間歇的空気圧迫装置の着用、抗凝固療法に加え、 早期離床や積極的なリハビリテーションを組み合わせることで、急性肺血栓塞栓症の発症予防に努めています。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
7867 4832 61.42%
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。 また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
1128 1094 96.99%
近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、 難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、 各医療機関において抗菌薬適正使用支援チームを組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められています。 抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適正な検体採取と培養検査が必要です。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
193440 372 1.92‰
入院時から転倒転落リスクを評価し、ハイリスク患者にはベッド周辺環境の整備、離床センサーナースコールの使用促進、 スタッフ間での情報共有を徹底しています。また、転倒事例の分析を行い、再発防止に向けた対策を検討実施しております。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
– – –
(影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子)の値が10件未満の場合、分母、分子、発生率とも「-」と表示するよう定められています。)
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
4177 4173 99.90%
手術部位感染を予防する抗菌薬は手術が始まる時点で十分な殺菌作用を示す血中濃度・組織中濃度が必要であり、切開の1時間前以内に抗菌薬投与を開始します。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
178230 188 0.11%
入院時より褥瘡リスクアセスメントを実施し、早期からの予防的ケアに取り組んでいます。 体位変換・体圧分散寝具の活用、スキンケアの徹底、栄養状態の評価を行い、多職種で情報共有しながら、持ち込み褥瘡も含め、発生した要因を考え、再発予防と悪化がないように検討し適切なケアを行っています。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
10481 6385 60.92%
入院高齢者は低栄養状態であることが多く、入院早期から栄養リスクを評価し、適切に介入することで、体力・身体機能の低下を防ぎ、早期回復や予後改善に繋げる取組を組織的に行っています。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
183597 8287 4.51%
急性期治療における安全確保と患者の人権尊重の両立を重視し、身体拘束最小化委員会を設置して組織的に取り組んでいます。 入院時に転倒リスクやせん妄リスクを評価し、身体拘束がやむを得ず必要となる場合でも、最小限・最短期間での実施を原則とし、 多職種チームによる巡回や検討を通じて、早期解除とケアの質向上に努めています。
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