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腫瘍・血液内科勉強会 | 加古川中央市民病院

腫瘍・血液内科勉強会

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概要

当科では、腫瘍・血液内科診療の基盤整備、チーム医療を担う人材育成を目的として、院内の医療スタッフのみならず地域医療に関わる院外の医療スタッフ(医師・看護師・薬剤師など)の方々に対して、定期的に勉強会を開催しております。

講義は血液内科領域が中心ですが、輸血療法、化学療法時の栄養管理やリハビリテーション、移植看護など、内容は多岐にわたっています。

以下に過去の資料を掲載します。

過去の開催について

「貧血 −再生不良性貧血と発作性夜間血色素尿症−」(2015年6月18日)

貧血の鑑別、およびその中でも血液専門医の診療が必要となる再生不良性貧血と発作性夜間血色素尿症の病態や治療について、詳しく解説しました。

「骨髄異形成症候群(MDS)」(2015年7月9日)

後天性骨髄不全症候群の一つである骨髄異形成症候群は、高齢者に多い血液悪性腫瘍です。白血病との違いも説明しながら、病態や治療、高齢者における治療の考え方について、当科での方針を中心に解説しました。

「安全な輸血」(2015年7月30日)

神戸大学輸血部 橋本誠先生をお招きして、輸血療法の安全性に関する重要なポイントについて、わかりやすく解説して頂きました。

「急性白血病の診断と治療」(2016年1月14日)

骨髄を増殖の場とする、未熟な造血細胞の悪性腫瘍です。骨髄性白血病とリンパ性白血病に分け、それぞれの病態や治療の考え方について、詳しく解説しました。

「悪性リンパ腫の診断と治療」(2020年9月18日)

悪性リンパ腫は、主にリンパ節・リンパ組織で腫瘤を形成しながら増殖する、リンパ系悪性腫瘍の一つです。病態や診断、標準的治療法について、総論的に解説しました。

「化学療法と栄養管理」(2015年9月24日)

当院の管理栄養士 中村恭葉先生に、化学療法時における栄養管理について、わかりやすく解説して頂きました。

「多発性骨髄腫」(2015年10月15日)

形質細胞が腫瘍化した多発性骨髄腫は、治癒させることは出来ませんが治療することは可能です。病態や治療開始のタイミング、治療法について、詳しく解説しました。

「骨髄増殖性腫瘍」(2015年11月5日)

特徴的な遺伝子異常が骨髄系造血幹細胞に起こり発症、慢性に経過する血液悪性腫瘍の総称です。そのうち、慢性骨髄性白血病・真性多血症・本態性血小板血症・骨髄線維症の病態や治療について、詳しく解説しました。

「造血幹細胞移植の基礎」(2016年2月25日)

難治性血液悪性腫瘍に対し根治を目指して行われる造血幹細胞移植は、治療関連のリスクが非常に大きいため、決して夢の治療法ではありません。各種血液悪性腫瘍における移植適応の決定から移植の種類、合併症等について、総論的に解説しました。

「多職種チーム医療における臨床心理士の役割について」(2015年12月3日)

名古屋市立大学の臨床心理士 三木有希先生をお招きして、がん診療を行う多職種チーム医療における臨床心理士の役割について、わかりやすく解説して頂きました。

「がん診療におけるリハビリテーション」(2016年1月28日)

神戸大学リハビリテーション部 井上順一朗先生をお招きして、がん診療におけるリハビリテーションの必要性・重要性について、わかりやすく解説して頂きました。

「造血幹細胞移植の看護」(2016年3月24日)

神戸大学看護部 土井久容先生をお招きして、移植の成功に繋がる看護のポイントについて、わかりやすく解説して頂きました。